こんにちは。韓国在住歴9年目、会社員兼ライターのヘリです。
日本のみなさんは、ベースメイクにどんなコスメを使っていますか?
化粧下地、ファンデーション、コンシーラー、仕上げのパウダーといったところでしょうか?
このなかで、韓国人がほとんど使わないのがパウダーです。日本ではパウダーファンデーションもよく見ますが、韓国ではほとんど見たことがありません。
今回は、なぜ韓国人はパウダーを使わないのかについてお話します。
韓国人のスキンメイクへのこだわり
韓国人のメイクで一番大事なのはお肌!韓国メイクはきれいなお肌が欠かせません。
昔はマットや光沢のあるお肌の表現が流行りましたが、最近は透明感あふれる自然なお肌が人気です。
韓国では、ベースメイク前のスキンケアが特に重要視されています。乾燥していたりトラブルで肌に熱があるとファンデーションがうまくのらないし、すぐ崩れてしまうからです。
そのため、必ず化粧水で皮膚の表面をなめらかにした後、保湿クリームを塗ってからメイクスタート!
もしトラブルがあったり、熱を持っていたら、鎮静効果のある保湿化粧水をコットンにつけてパックをします。
韓国人が一般的に使う化粧品
韓国人のベースメイクには、下地としてBBクリームが使われることがあります。
一時期流行から外れていましたが、最近また流行り出しているベースメイクアイテムです。
BBクリーム単独で使ったり、ファンデーションと混ぜて使ったりします。ニキビや毛穴をカバーするのに効果的なんだそうです。
ただ、一般的にはスキンケア後にすぐファンデーションを塗る人の方が多いです。
クッションファンデーション(以下クッションファンデ)かリキッドファンデーションを使い、パフで少しずつ叩きながら塗っていきます。
お出かけの日には、クッションファンデを持ち歩いて化粧直しをします。
クッションファンデは、コンパクトで外でも塗りやすいので、韓国人が愛用するアイテムのひとつです!
カバーが必要な場合は、コンシーラーも使います。
以前は肌色のコンシーラーが多かったのですが、最近は色付きのコンシーラーが流行っています。
韓国でコンシーラーといえば、昔から「ザセム(the SAEM)」が有名なのですが、そんなザセムから最近発売された「カバーパーフェクショントリプルポットコンシーラー」が大人気!
目のしたのクマやシミ、鼻のあたりに浮かんで見える血管まで完璧にカバーできると評判です。
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日本ではベースメイクの最後に仕上げのパウダーをする人が多いと思いますが、韓国では仕上げにメイクアップフィクサーを使います。
メイクアップフィクサーとは、メイクを固定して崩れないようにしてくれるミストで、「so natural」というブランドの「FIXX」が有名です。
韓国人はパウダーを使わない?
韓国人は、基本的にパウダーを使いません。
特にパウダーファンデーションは、韓国コスメが揃っている「オリーブヤング」でも、ほとんど見かけないほど一般的ではありません。
韓国人がパウダーファンデを使わない理由は、「パウダーは肌を乾燥させる」と言われているからだと思います。
またクッションファンデーションが韓国で生み出されたものなので、クッションファンデーションの方が韓国人のニーズに合っているのかもしれません。
そんな韓国でも、夏だけはパウダーを使う人がいます。汗をかくことによって、メイクが崩れてしまうのを防ぐためです。
韓国人が使っているパウダーは皮脂を吸収するものが一番多く、ほかにも毛穴カバーのパウダーもあります。
韓国のパウダーのなかで最も有名でよく使われているのは、「イニスフリー」の「ノーセバムパウダー」。こちらは、以前日本でもヒットしたそうですね!
皮脂を吸収してくれるパウダーで、ベースメイクの最後に鼻などテカリが出やすいところに塗ります。
ノーセバムパウダーは皮膚のほかにも、前髪が脂で固まってしまったときに使う人も多いです。
このように韓国では、パウダー状のアイテム自体をあまり使いません。
韓国は日本より湿気が多くないため、お肌のテカリを気にする人が少ないのかもしれませんね。
パウダーは使いすぎると乾燥に繋がる可能性があるので、パウダーを使うのはテカリが気になる部分だけにするのもおすすめです!
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