こんにちは。韓国在住、日本語教師でライターのHAZUKIです。在韓ならではの生きた韓国情報をお届けします。
筆者が韓国に来て、6年が経過。新型コロナウイルスが流行する前の自由に行き来できる時期、コロナ禍で全く日本に帰れない時期の両方を経験しながら色々感じることがありました。
最近は韓国でも日本の商品や本格的な和食のお店があるので、急にカルチャーショックに陥ることはありませんが、それでもやっぱり日本に帰りたいと思うときがあります。
きょうは、急に日本に帰りたくなるときについてお話しします。
文化の違いを感じて孤独を感じたとき
日本では普通なのに韓国ではしないこと、またはその逆があったとき、「日本にいたらそうじゃないのに…」と思ってしまうことも。
筆者がいま働いている環境は、まわりはみんな韓国人。理解しあえる日本人はひとりもいません。
何か文化的なミスをしてしまったときは、自分が変な人になった気分になってしまいます。
特に会社ではそれを感じるときがあり、少なからず孤独を感じることも多いです。
「日本の味」が恋しくなったとき
最近は日本ブームがまた来ているので、外食でも日本料理を食べることができます。
味はいいのですが、やはり「家庭料理」を提供しているお店は少なく、恋しくなりますね…。
また、韓国では手に入りにくい日本の調味料(ダシ醤油、特別な味のふりかけ、地域限定の特産物など)も急にほしくなったときは帰国したくなります。
ほかにも、日本のStarbucksやコンビニなどの期間限定商品をみると食べたくなります。一年後に帰国してももうないですからね。
日本と韓国、日常の小さな違いを感じたとき
韓国では普通なのに日本では驚かれること、逆に日本では普通だけど韓国では通じないことなど、日韓の小さな日常の違いを感じるときも日本に行きたくなります。
特に、韓国の文化で納得できないものがあると「やっぱり自分は日本人」だと感じますね…。
たとえば、日本ではせっかちだと言われていた筆者ですが、韓国人はその何倍もせっかちだったり、運転マナーがひどかったり…。
結婚式や葬式、親戚づきあいの常識は6年経ったいまでも理解しにくいです。
日本で大きなニュースがあったとき
普段は特に意識していなくても、日本で地震などがあったとき、家族や友達の顔が見たいと思います。
災害直後に家族や友人に連絡を取ると、「いまは来なくていい」と言われるのですが、行きたくなる瞬間です。
韓国と日本はほかの国から見たら距離的に近いのは事実ですが、「いざとなったらすぐに行けない」という事実が心のどこかでいつも引っかかっています。
でも、これは家族と離れて住んでいる人だったらみんなそうかもしれませんね。
また、当たり前といえば当たり前ですが、日本と韓国では休暇期間や祝日が全然違うので、日本ではみんなが集まる時期にどうしても参加できないことが多く、それが積み重なってしまうとどんどん遠くなってしまうのではと不安です。
ほかにも、日本しかない本を買いたいとき、博物館に行きたいとき、日本語で思いっきり話したいときなども「日本がいいかも…」と感じたりします。
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