新しい環境での「第一印象」を決める自己紹介のコツ3点

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自己紹介はあなたの「第一印象」を左右するものなのですが、多くの人が「名前、経歴、趣味」の紹介で終わらせがち。
それでは皆、ほぼ同じ要素になってしまって。印象に残りません。
これから新たな関係性を築くためにもそのスタートである自己紹介。今年はちょっと力を入れてみませんか?
次の3つの要素を入れると効果的です。
(1)キャッチフレーズを入れる
「私は、どんな状況でも『冷静な判断』を大切にする営業マンです」
「私は、プロジェクトを『最後までやり抜く』ことを信条としています」
このように、自分を端的に表すキャッチフレーズを入れると一気に相手に強い印象を与えられます。
特に、リーダーシップを感じさせたい立場の方に向く要素です。
印象が強く残る分、今後の具体的な行動を想定し、実行できるようにしておくことが大前提。
そうしないと、(あれ?自己紹介は言葉だけだったんだな)と思われてしまいます。
インパクトの強い言葉ほど、今後に要注意です。
(2)仕事に対するスタンスを伝える
自分がどんな姿勢で仕事に取り組むかを伝えると、周囲からの共感を得やすくなります。
例えば、「私は、お客様の課題を一緒に考え、最適な解決策を提案することにこだわっています」。
このように、ご自身が本当に目指しているスタンスを言語化しておきましょう。
普段、どんなことを大切に仕事をしているのか?いざ言葉で表そうとすると出て来づらいもの。だからこそ、事前に考えておきましょう。
リーダーの立場なら、ご自身の仕事に対する決意表明でもありますから的確に言葉を選んでください。
(3)「一緒にできること」を伝える
自分がチームや会社にどのように貢献できるのかを示すと、関係構築が最初からスムーズになりやすいですね。
「皆さんと一緒に、新しい市場開拓に挑戦できるのを楽しみにしています!」
「皆さんと一緒に働くことを楽しみにしています」という言葉なら聞き慣れていますよね。
「一緒に働く」を「新しい市場開拓に挑戦できる」と具体化しているところが、ミソ。
この具体的な言葉によって一気に一緒に仕事をしている未来像が浮かんで来やすくなります。
すると、聞いている人も自分ごとのように未来にワクワクして聞けるのです。
自己紹介の時点でチーム作りがスタートした、ということです。自分の趣味などを紹介するだけだと、ここまでのつながり構築はできません。
でも、ここまで話せる人、意外と少ないんですよね。
だからこそ!あなたのやる気を強く印象付けるチャンスなのです。ぜひ、ご自身の言葉でしっかりと伝えてください。