新型コロナウイルスの影響で、在宅勤務を行う人が増えています。
「通勤時間がなくなって時間を有効に使えるようになった」「無駄な会議がなくなり、業務に集中できるようになった」と好意的な見方もあれば、「自宅だと集中できない」「孤独を感じる…」という声もあるようですが、在宅勤務がスタートしてから「メールを送るのが億劫になった」という方はいませんか?
在宅ワーク歴十数年の「在宅勤務のプロ」にとって、メールを億劫に感じるのは、在宅勤務「あるある」なこと。さっそく、憂鬱なメールの撃退方法をチェックしましょう。
メールが、億劫…
「メール一通送るのが億劫なんだけど…」といっていたのは、最近在宅ワークを始めた友人です。
在宅ワーク、テレワーク、リモートワーク…いろいろ呼び名があるそうですが、いままで会社でやっていた仕事を、昨今の事情から家でやるようになった人が増えたようで、「家で仕事をする方法を教えて!」という連絡がよく入ります。
ネットの接続、セキュリティーの確保、オンライン会議のやり方など、技術的なことから、家で仕事をするときの心構えみたいなメンタルのことまで、これまで「家で仕事をする」という習慣がなかった人にとっては、試行錯誤の連続なんでしょうね。
相談を受けているなかで、そういうのあるよね!と思ったのが、「メール一通送るのが億劫になる」ということでした。
「あしたでいいや」の連続
これは経験者じゃないと伝わりづらいかもしれませんが、会社で仕事モードに入っているときであれば、特に気にすることなくバンバン送れていたメールが、なぜか家で仕事をする時になると、一通のメールを送るのに、ものすごく気が重くなってしまうことがあるわけです。
特に普段あまり交流の無い相手に対して依頼やお願いごとのメールを送るときは気が重くなって億劫になりがち。あるいは、「圧の強い」メールに対して返信が面倒くさくなったりもします。
この一通のメールを送れば、仕事が前に進むとわかっているのに、それが送れない。「きょうじゃなくても大丈夫だろう」と思ってどんどん先送りにしてしまう。
そんな経験はありませんか?
自慢じゃないですが、私にはありました。
オフィスにいて、近くで誰かが作業しているときは、ためらいもなくサクサク送れるのに、なぜか家でやろうとするときは、たった一通のメールを送るのに気が重くなる。
あれは、なんなのでしょうね…。しかも先送りにすればするほど、さらに億劫度が増幅していく、みたいな。