届いたメールは3つに分類
私も、この不思議な現象にさんざん悩まされていたので、友人からその話を聞いたとき「ああ、オレだけじゃなかったんだ!」と、不思議な安心感がありました(笑)。
私なりの解決法ですが、大原則として「すぐに分別する」というルールを決めています。
こういうのは、後になればなるほどさらにしんどくなるものです。いまでさえしんどいのに、未来に丸投げしてしまうとどうしようもなくなるのは目に見えています。
なので、すぐに次の3つに分別します。
- いま、少しでも手を付ける
- デッドラインギリギリに着手する
- やらないと決める
1.いま、少しでも手を付ける
「1.いま、少しでも手を付ける」は、作業を少しだけでも進めて「やりかけ」の状態にしてしまう、という方法です。メール送信であれば、宛先と件名だけ記入して下書き保存をしてしまう、というような。
「未着手」と「やりかけ」では、精神的な負担が天と地ほどの差がありますし、「やりかけ」にしようとして、結局気分が乗って全部やり終えてしまうこともよくある話です。
2.デッドラインギリギリに着手する
「2.デッドラインギリギリに着手する」は、あまりオススメはできない方法ですが、絶対に越えてはいけない期限を設定して、タスクリストに要件と期日を記入します。そして、そこまで思い切って先送りします。
夏休みの最終日になると、重い腰を上げて宿題をやらざる終えなくなるアレです。
タスクリストに要件と期日を書くぐらいなら「1.いま、少しでも手を付ける」の方がいい…と、アタマで理解していても、気持ちが乗ってこないときに使う最終手段です。
3.やらないと決める
「3.やらないと決める」は、とってもシンプルで、それを「やらない」と決めて記憶からも消して、次のことをするだけです。
「あとでやろう」と思っていて先送りを繰り返した挙げ句、なんだかんだで結局それをやらなかった、なんて経験はないでしょうか。気苦労だけ背負って、何も生まれない最悪なパターンです。
そうなるぐらいなら最初から「やらないと決める」だけで、ずいぶん精神的負担が軽くなります。
どんな仕事でも…
メールに限らずですが、家で仕事をしていると、つい作業を先送りしたくなることも出てくることでしょう。あるいは、会社で仕事をしていても、そんなことがあるという方もおられるかもしれません。
そんなときは、まず以下の3つに分類してみてはいかがでしょう。
- いま、少しでも手を付ける
- デッドラインギリギリに着手する
- やらないと決める
お役に立てば幸いです。
在宅ワークを余儀なくされているみなさま、家で仕事をするのは慣れないことも多いかもしれませんが、ともに取り組んでいきましょう。
そして、このような状況下でも出勤せざるを得ないみなさま、安心して家で仕事ができるのは、そのような現場を支えてくれる方々がいるおかげです。ありがとうと、心からの感謝をお伝えします。
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