あなたは仕事で行き詰まりを感じることはありますか?行き詰まりを感じたとき、どんな風に気分転換をしていますか?
今回は、総合電子書籍ストア「BookLive!」が実施した「“仕事と気分転換“に関する意識調査」の結果をご紹介します。
社会人はどんなときに行き詰まりを感じ、どのようにして気分転換を行うのでしょうか?最後に紹介している「これを読んだら頑張れる!と思うお仕事マンガ」のランキングも必見です。
社会人はしょっちゅう行き詰まる
お仕事で「行き詰まり」を感じた事はありますか?という質問には、約半数の人が「しょっちゅうある(数ヶ月に1回以上)」と答えました。次いで「たまにある(年1回以上)」と答えた人が32.4%、「あまりない」と答えた人が17.15%。「一度もない」と答えた人はわずか1.1%でした。
具体的なコメントのなかには、「1ヶ月に1回以上はあります(10代・女性・飲食/サービス業)」「すでに転職済みですが、前職では常に感じていました(40代・女性・事務)」といった声もありました。
「行き詰まり」を感じるのはどんなとき?
お仕事で「行き詰まり」を感じるのは、どんなときですか?という質問に対して、もっとも多くの人が選択したのは「ミスをしてしまったとき」でした。特に、うっかりやケアレスミスほど自分が情けなくなったり、迷惑をかけてしまったことに対して落ち込んでしまう、といった経験が多く寄せられました。
次に多かったのは「職場の人間関係がうまくいっていないとき」。特定の誰かとうまくいかない人や、部署全体がギスギス・ピリピリしているという人、同性ばかりの職場ならではの難しさ、そして特に「上司」の言動に対する不満が多く見受けられました。しかしその一方で、上司の立場になった人たちも悩みを抱えているようです。
その次は「仕事量が多く身体がしんどいとき」です。閑散期と繁忙期の差が激しい職場や、長時間の残業が常態化している職場、なかには実際に身体を壊したという方も。女性からは家事・家庭との両立がとてもハードだというコメントが複数寄せられました。
そして、カスタマーハラスメント(カスハラ)がニュースやSNSで取り上げられるようになった昨今、「お客様や取引先から理不尽な事を言われたとき」を挙げた人たちからは、幅広い業種において疲弊してしまっている声が届きました。
私、こんなときに行き詰まりました
- うっかりで、普段はしないような初歩的なミス。お客様や他の従業員に申し訳なくて、へこみました。(20代・女性・事務)
- 自分のミスで、無駄が発生してしまったり、人に迷惑をかけた日は落ち込みます。(40代・女性・飲食/サービス業)
- 上司の理不尽な対応、それにより職場全体の雰囲気が悪化する。(20代・男性・飲食/サービス業)
- スタッフで、仲が悪い人達の間に挟まれる。仕事がやりづらくなる。(50代・女性・医療/福祉)
- 女性同士のマウンティングや上司の丸投げにうんざり。(40代・女性・事務)
- 自分が歳下上司の立場で、年上の人たちを思うように動かせないのが悩み。(20代・男性・製造業)
- やることばかり増やして、やらなくていいことはなくならないため仕事量が増える一方。(40代・男性・医療/福祉)
- 繁忙期はとにかく残業が多く、自分の業務や周りのサポートや進捗管理など一気にのしかかってきた。(20代・女性・事務)
- 以前仕事が忙しくて身体を壊したことがあるので、年齢的にも体力に不安を感じます。(50代・男性・専門/研究/技術職)
- 家庭と仕事の両立が難しく、家庭にしわ寄せがくるのがしんどかったです。(30代・女性・製造業)
- こちらから何度も確認したのに、結局お客様の勘違いで、でもそれを認めず大声で怒鳴られた。(30代・女性・販売業)
- どうしようもない、どうにもできないことをどうにかしろと言われ、いくら説明しても理解してもらえなかった。(20代・女性・飲食/サービス業)