こんにちは、スピリチュアルカウンセラーの星のしずくです。今回は、メルマガ読者の方から寄せられたご質問にお答えしたいと思います。「自分だったらどうするか?」という視点で読み解いてみてくださいね。
QUESTION
職場の飲み会で泥酔してしまいました。途中から記憶がなく、何をしゃべったか覚えていません。その後、周囲の目線が冷たいような、哀れむようなものに変わりました…。おそらく、表面上は仲良くしている同僚の女性(かわいくて人気がある)に対する嫉妬心丸出しの発言をしたのだと思います。いままで築いてきた信頼関係もパーになりました。でも、仕事は好きなので辞めたくありません。どうすればよいでしょうか?
いまからでも遅くない。愛される性格の作り方
ご質問ありがとうございます。
「ジョハリの窓(Johari Window)」という自己分析に使われる心理学のモデルがあります。このジョハリの窓では、自己を以下の4つの窓に分類し、自分自身を理解します。
- 解放の窓(open self):自分も他人も知っている自己
- 秘密の窓(hidden self):自分は知っているが他人は気づいていない自己
- 盲点の窓(blind self):自分は気がついていないが、他人からは見られている自己
- 未知の窓(unknown self):自分も他人も気づいていない自己
今回の場合は「秘密の窓(hidden self)」、つまり「自分は知っているが他人は気づいていない自己」を見られてしまったために、恥ずかしい思いをしたということでしょう。
「いままで築いてきた信頼関係もパーになりました」とおっしゃっていますが、これは考えすぎですね。まわりのみなさんは、あなたも人の子なんだと安心しているかと思いますよ。
それに、「盲点の窓(blind self)」のように、あなたは気づかれていないと思っていたかもしれませんが、実はまわりは知っていたということもあります。
もうひとついえることは、「秘密の窓(hidden self)」を完璧に隠し通そうとあれこれと策を張りめぐらせるほうが恐ろしいですし、嫌らしいキャラクター(性格)になりがちです。
「どうすればよいか」ということですが、「秘密の窓」を隠し通そうとすると、のちのち判明したときに心理的な反動が出てきてしまいますので、これからは「秘密の窓(hidden self)」を「バレバレ」の状態にしておくことで、いちばんよい愛されるキャラクター(性格)になれるでしょう。
つまり、クールにすまして自分が感じていることを隠してしまうのではなく、「バレバレ」なぐらい表に出してしまうのです。