こんにちは。韓国在住3年目のライターHAZUKIです。韓国人男性と結婚し、現在は韓国で日本語講師として働いています。
韓流ドラマや韓流タレント好きなかたの中には、「いつか韓国人と恋をしてみたい…」と夢見ているかたもいるかもしれませんね。また、オンライン等で韓国人と“いい感じ”になっているかたの中には、韓国人が「僕(私)たち、両想いだな」と感じるポイントがどこにあるのか、気になっているかたもいるかもしれません。
私は日本語のレッスンをしながら、生徒さんと恋愛トークをしたりします。そこで、私のまわりの韓国人カップルにインタビューを行い、「恋の始まりのサインはなんだったのか」を聞いてみました。
ごく一部の韓国人カップルの例として、楽しみながら読んでみてくださいね。
キュートな10代の高校生カップル(男性17歳、女性17歳)の場合
最初に話を聞いたのは、Instagramにふたりの幸せそうなツーショット写真をたくさん投稿している、ラブラブ&キュートな高校生カップル。ひとりが私の日本語の生徒さんです。さっそくふたりのなれそめについて聞いてみましょう!
彼女:出会いは塾です。私たちはそれぞれ女子高、男子校なので、出会いの場は塾しかありません。お互い日本の大学に進学するために勉強しています。いま通っている学校は少し特殊で、外国の大学進学のために外国語塾に通うと話せば(学校にいかなくても)学校側も了承してくれます。
平日は、塾の授業が朝から晩まで毎日ぎっしり詰まっています。そのあとに有志のスタディー(韓国の勉強会)をしているのですが、そこで私と一緒に幹事をしていたのが彼でした。気が合うため、最初から仲がよく、一緒にいて楽しかったのです。彼が告白してくれて付き合うことになりました。
「恋の始まりサイン」は毎日一緒にいること、毎日電話することでした。韓国人は日本人に比べてはっきり意思表示します。嫌なら片方が電話しても「いま忙しい」「友達と会っている」などと理由をつけて断ります。そもそも毎日一緒にいたり、電話をしたりすることはありません。毎日一緒にいたり、電話をしたりすることは、お互いに好意を抱いている証でもあるのです。
兵役期間を乗り越えた20代カップル(男性22歳、女性21歳)の場合
次は私の友人に話を聞いてみました。彼は最近、兵役が終わったばかりです。軍隊に入っている期間は外部との接触が制限されるため、この期間を乗り越えられるカップルはそう多くありません。しかしこのふたりは兵役期間を乗り越えました。その理由も恋の始まりに隠れているかも…?
彼女:出会いは大学のサークルです。日本語サークルとは名ばかりの“飲みサー”でした。
ふたりとも友だちに無理やり連れてこられていたので、飲み会になじめない者同志、その場で何となく話していました。そのあとにふたりで抜け出して、それぞれの家に帰ろうとしたのですが、彼が家の前まで送ってくれたのです。そして家の前まできたら「じゃあね」とすぐに帰っていって…。そんな下ゴコロのない優しさに好感をもちました。
その後、連絡先を交換して、毎日連絡を取るように。そこでも彼の優しさや誠実さを感じ、惹かれていきました。「恋の始まりのサイン」は多すぎてひとつには絞れませんが、しいていうなら「お互いに毎日連絡を取り合うようになった」ことかな?