妻に愛されている夫には、妻の心をギュッとつかんで離さない「愛されポイント」がありました。愛される夫がしているエピソードを知ることで、夫婦仲をより深めるヒントを見つけることができますよ。
そこできょうは、思わず「いいなぁ」と口にしたくなる、仲良し夫婦のエピソードを5つ紹介します!
妻の両親も大事にしてくれる夫
「私の夫は、私の両親を自分の親のように大切に接してくれます。母の日や父の日にはプレゼントを一緒に選んで送ってくれますし、夫の実家に行くのと同じくらい私の実家にも定期的に顔をのぞかせてくれます。私の兄弟ともすごく仲よくしてくれるのでうれしいです!」
Aさんは、夫の温かみのある優しさにいつも感謝しているそう。特に、夫が自分の家族も大事にしてくれるところに嬉しさを感じていました。
「一番心に残っているエピソードが、私の父の誕生日のときに夫が用意してくれたプレゼントです。私の父はもう高齢で、足がむくみ、大好きな散歩に行くのも億劫になっていました。
父は人と話すのが好きなのでよく公園で友人たちと話をしたり、小さな家庭菜園を作ってご近所さんとおすそ分けするのを楽しんでいました。しかし足のむくみがひどくなり、楽しく過ごせる機会が減ってきてしまったようです」
楽しみが減り、どんどん元気がなくなっていく父親…。どうしたらいいものかと、かなり頭を悩ませていたようです。
「そんなときに夫が、父に誕生日プレゼントとして『足がむくんでいても履きやすいシューズ』をプレゼントしてくれました。介護用のリハビリシューズなんですが、着脱もしやすく、足がむくんでいても履きやすいという優れものです。
私は彼がそれを用意してくれたとき、そんな素晴らしいアイテムがあるんだ!と驚きました。むくんだ足では、なかなか足にフィットする靴も見当たらなかったからです」
介護士の友人にわざわざ相談し、そのようなシューズの存在を知ったそう。妻の父親のことを本気で心配しているからこそ、なんとかして元気になってほしいと思ったのでしょう。
「誕生日当日に父へシューズを渡すと、喜んで履いてくれました。そして久しぶりに家の外へ。一歩、二歩と歩みを進めるたびに父の顔がどんどん輝いていくのを感じました。
また父の夢は『孫と手をつないで歩きたい』だったのですが、1歳になってよちよちと歩けるようになった我が子と、このときはじめて手をつないで歩けたんです。私も母も、感動で目が潤んでしまいました」
夫からの素敵なプレゼントで、父親の夢をかなえることができたんですね!
「その後も父はプレゼントされたシューズを履いて散歩を楽しんでいます。友人たちと話すことも増え、家庭菜園もまた始めました。病院の先生には『うんと元気になりましたね!』と褒められているようです。粋なプレゼントを用意してくれた夫に、深く感謝しています!」
妻だけではなく、妻の家族みんなに愛される素敵な夫のエピソードでした。
喧嘩してもきちんと謝れる誠実さが愛されポイント
「私が夫を愛してるのは、夫がきちんと謝れる人だから。ムカつくこともあるし喧嘩だってたくさんするけど、夫は自分が悪いことならしっかり謝ってくれます。いつまでも怒りを引きずらないし、反省もできる人。だから腹立つことがあっても、この人をこの先も愛していたいなって感じます」
喧嘩したときの仲直りにも、愛される夫ならではの特徴がありました。
「私の父が結構頑固で、いつも母が謝って喧嘩が終わるか、自然に仲が戻るのを待つか、というパターンが多かったんです。そんな両親を見ていたからか、夫がしっかり謝って反省してくれるのがすごく素敵だなと感じました。
妻のことを見下してくるような夫なら千年の恋も冷めるかもしれませんが、夫はそうではないので、愛情もまだまだ冷めませんね」
妻としっかり向き合ってくれているからこそ、誠実な態度で接することができるのでしょう。まさに理想の夫婦関係だなと感じられるエピソードでした。