こんにちは、オールアバウト恋愛ガイド&ライフデザインコーチ「アルグラット・ライフデザイン」の久野浩司です。
きょうは、「親に結婚を反対されています。どうすればよいでしょうか?」という質問に答えました。
読者からの質問:親に結婚を反対されています。どうすればいい?
私は、都内で金融関係に勤めている33歳の女性です。付き合って約2年の4歳年下の彼氏に、先月プロポーズしてもらいました。とっても嬉しかったのですが、親にチラッと話したらものすごく反対されました。
実は付き合って半年目に彼の浮気が発覚し、別れる騒動が起こっています。そのときすごく精神的に参って体調を崩したこともあり、当時同居していた親はとても心配していました。そんなこともあり、そもそも彼のことを気に入っていません。
さらに1年前に彼は仕事を辞めて、少しですが借金しながら起業しました。まだきちんと軌道には乗れていないので、私も安定した仕事していることも彼にとってはありがたいそうです。
もちろん、私も結婚しても彼を支えていくつもりですが、そんな事情もあり親が心配するのは理解はできます。私としてはやはり年齢のこともあり、彼との結婚は何とか実現させたいです。どのように進めていくのがよいのか、ぜひアドバイスをください。
親の立場から相手を見るチェックポイントを知ろう
親はやはり一番に子どもの幸せを望んでいて、理解者の一人であることは事実です。ずっと見守ってきてくれた親が、結婚に反対するのは必ず何か引っかかる理由があります。
まずその理由が何なのかを、きちんと話し合ってみることは必要です。そのときにも感情的にならずに、相手の意見を冷静に話を聞くことは大事でしょう。
まずは、親の立場から相手を見る際のチェックポイントを知りましょう。
1.いまの仕事のあり方(年収、勤続年数、勤務態度)はどうか?
いまの年収も大切ですが、何より知りたいのは仕事を通じて見える彼の責任感です。責任がある立場になってから、どのような人生を送ってきているのかなどを見ています。
2.ふたりで協力してやっていけるか?
ふたりで働いていかないと家庭は成立しないか、家事や育児に協力的な考え方を持っているのかなども知りたいでしょう。
3.相手(家族、子ども)に対する責任感をしっかり持っているか?
これが最重要ポイントです。たとえば、浮気や不倫などはその男性が持っている倫理観、責任感で大きく変わります。そもそも愛を誓った相手がいるのに、平気でそれを破ってしまう人格が大きな問題です。
結婚前の恋愛期間中にすでにそのような問題が発覚した場合には、やはり親としては相手の責任感の欠如を感じるでしょう。
4.収入以外のお金の問題について(例:借金がある)
その借金は何のための借金なのか?自分の欲のためのものか?やむ得ない事情での借金であれば応援できる親としては、何かマイナスな事情があっても、きちんと真っすぐ話してくれるかがポイントになります。
あなたがいまやるべきことは?
残念ながら、だらしない人は結婚後に大きく改善する可能性は低いと思います。その人を総合的に見るためにも、あなたにやってもらいたいことは以下です。
1.親に会ってもらう
きちんと親と会ってもらい、きちんと話ができるかを判断しましょう。きっと親は冷静に相手をチェックしてアドバイスをできると思います。友人含め他人のことは客観的に見れますが、自分のことになると周りが見えなくなるのが恋愛です。
2.友人に会ってもらい、相手の友人にも会う
自分の親友、友人とも会ってもらい、同様にパートナーの親友や友だち、職場の人とも会いましょう。
やはり、類は友をよびます。とくに大人になってからの付き合いは、信頼できない友達から去っていきますよね。いま残っている友人関係は、やはり彼を見る指標にもなります。
3.相手の親に会う
相手の親とも、数回は会ってみましょう。結婚するのなら、相手がどのような家庭環境で育ったのかは知っておいたほうがよさそう。恋愛と結婚の一番の違いは、結婚後は相手の親は「義理の親」になり、相手側とは親戚関係になることです。
ここまでさまざまなことをお話ししてきましたが、結婚し、自分が幸せになることが最大のポイント。離婚することになっても人生経験としては大事かもしれないですが、わざわざ最初から疑問視されるような結婚は選ばないことが大事です。
ぜひ結婚を通じて、自分自身が幸せになることで、親などの周りの愛する人たちも幸せになることを一番に考えていきましょう。
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