生理中の体調不良や気持ちの落ち込み、イライラ…。長く付き合っていく生理だからこそ、パートナーにも理解してほしい。だけど、「男性に生理を理解してもらう」って結構難しいかも…なんて、感じたことはありませんか?
今回は生理中のパートナーとの付き合い方について、株式会社シーオーメディカルが調べたリサーチ結果をご紹介。28歳女性たちのリアルな生理事情から、生理中のパートナーとの上手な向き合い方を探っていきます。
生理の悩み、みんなは誰に相談するの?
身体の不調、気持ちの落ち込み、具合の悪さ…。生理中は、心も身体もアンバランスな状態です。では28歳の女性たちは、一体誰に生理の悩みを相談しているのでしょうか?
こちらは生理について相談する相手は誰か、という質問への回答結果。
グラフからわかるように、同性に相談すると答えた人がかなりの割合を占めました。その一方で、およそ29.3%の人が「恋人・パートナー」に相談すると答えています。
実際に筆者の周りでも、一緒に暮らしているパートナーに生理について相談したことがあるという意見が多く、「この日は体調が悪いから、デートの予定を外してほしい」「具合が悪いので寝かせておいてほしい」など、我慢せずに体調の変化を伝えるという人がいましたよ。
体調の変化に気づいてもらうことで、生理中の無理なストレスを軽減することができそうですよね。それに、男性にとって知らないことだからこそ、隠さずにきちんと伝えることが、男性の理解を深めるきっかけになるでしょう。
実際に、男性のなかでも女性の生理について理解をしようと思っている人が多いようです。その証拠として「現在の彼氏(男性の恋人)/配偶者が生理について理解してくれていると思うか」という質問では次のような結果が出ました。
半数以上の人が「そう思う」「ややそう思う」と、前向きな回答をしていましたよ。「恋人やパートナーがいない」という回答を除けば、なんと8割以上の人が恋人が理解していると感じていることになります。
男性の理解が少しでもあるだけで、生理中の重苦しい気持ちがちょっぴり軽くなりますよね。
生理中のイライラで喧嘩…これって私だけ?
その一方で、「これまでに彼氏(男性の恋人)/配偶者と、生理に関すること(PMSや生理中のイライラなど)が原因でケンカをしたことがあるか」という質問に対しては次のような結果が返ってきました。
なんと、およそ4割もの人が生理中のイライラが原因で喧嘩をしたことがある、と答えています。
精神的にも落ち込みがちな生理前、生理中。ホルモンバランスの変化で仕方のないこととはいえ、些細な言葉にもイライラしてしまいますよね。
それに恋人やパートナーに相談したからと言って、必ずしも喧嘩がなくなるわけではありません。
では、こうした衝突を減らすために、私たちにはどんな工夫ができるのでしょうか?