こんにちは。韓国在住歴4年、日本語教師でライターのHAZUKIです。Webメディア「by them」で、韓国の今を切り取り、生の情報をお届けしています。
筆者の記事を見てくださっている方のなかには、韓国語を勉強されている方も多いと思います。韓国語を少しでもかじられた方ならわかると思いますが、韓国語は日本人にとってとても勉強しやすい言語です。
日本語と韓国語は語順が同じで、同じ漢字圏なので(韓国では現在ハングルを使っていてそのまま漢字を使わないのでわかりにくいかもしれませんが、単語などを見ると元々は日本と同じように漢字を使う言語圏だということがわかります)、日本人にはとても身近で勉強しやすいです。
ですから英語や中国語に比べて、すぐ話せるようになります。カンタンに話せるようになったり、本を読めるようになったら「もっと極めたい!」と思いますよね。
筆者もそのうちの一人で、いまは日韓の通訳・翻訳士になるために勉強しています。
日韓の通訳・翻訳士になるための一番の近道は「通訳・翻訳大学院」に入ること。筆者が調べた限りでは、この大学院は日本にはないみたいですね。
この大学院に関しては筆者の受験レポートをつづった記事があるので、興味があるかたはこちらからご覧ください。
今回は、日韓・通訳翻訳に興味のある方へのおすすめの勉強法をご紹介します。
筆者はまだ一人前の翻訳者ではないのですが、日韓の通訳・翻訳士の先生から教えていただいた勉強法や、いま大学院に通っている知り合いから聞いた大学院での授業方法のなかで実際筆者がやってみてよかった方法をご紹介します。
韓国語の勉強の方法に悩んでいる方にもおすすめです。ぜひご覧ください。
1.シャドーイング
シャドーイングという勉強方法をご存じでしょうか。これは名前の通りシャドウ(影)のように音声を聞いてそのままマネする方法です。
ただ音声をリピートするのではなく、聞こえたらそのまま発生することがポイント。そのままマネをするので、発音、リズム、イントネーションなどの矯正に役立ちます。
初心者の場合は、教科書についている音声を聞きながら簡単な文から始めることがおすすめです。
筆者は最近韓国のオーディオブックを購入してシャドーイングしています。最初は文章のなかのわからない単語や表現をチェックした後、何度も繰り返しシャドーイングします。
集中して机の前でするのもいいし、運転中にするのもよいです。自分にあった方法で試してみてくださいね。
ちなみにこのシャドーイング、BTSのリーダーのRMさんが英語の勉強をするために行なった方法だそうですよ。
2.サイト
サイトというのは、翻訳のこと。日本語の文を韓国語に、韓国語の文を日本語に翻訳します。
でも一人で勉強していたら、自分が翻訳した文章が合っているかわかりませんよね。そこで、筆者がよくやっている勉強は、
- 韓国語の文章を日本語に翻訳する
- その日本語の文章をまた韓国語にする
- 最初の韓国語と自分の翻訳した韓国語を見比べて、違う部分があれば直す
です。
最近筆者は韓国の貿易会社、KOTRAという会社のニュースを使って翻訳の練習をしています。記事自体がおもしろく、種類が多いので楽しく勉強できます。
この方法は、現役の通訳・翻訳士さんたちも行なっている勉強方法だそうですよ。
韓国語の勉強がマンネリになってきた、新しい勉強方法をさがしていたかたにもおすすめです。一緒に韓国語、もっと上手になりましょう!
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