こんにちは。韓国在住歴4年、日本語教師でライターのHAZUKIです。在韓ならではの生きた韓国情報をお届けします。
以前、筆者のまわりの韓国人が信じているものについてお話ししました。
今回はその第二弾!韓国人と結婚する予定がある方、韓国人と付き合っている方、韓国ドラマをもっと深く知りたい方は、必見です。
建物の「4階」は不吉?
韓国も日本同様、漢字圏の国。「4」の発音と「死」の発音が一緒です。
そのため、雑貨ビルやデパートなどでは「4」の数字を使わない場合があります。大抵は「F」と表記することが多いです。
少し話が変わりますが、日本語の「○階」という表現、3がつくときだけ「がい」と表現しますね。「JPT」という日本語能力試験があるんですが、「このなかでひとつだけ違う読み方をするものは何か」という問題で出たりするんですよ。
教科書にも「よく出る!」と表記されていて、なかなかおもしろかったです。筆者も「言われてみれば…」という感じでした。
「猫」は悪運を呼ぶ存在?
韓国はいま、猫ブーム中!猫を飼う家庭が増え、そのおかげで猫グッズや猫関連サービスが広がってきており、徐々に猫に対する関心や理解が高まってきているのを感じます。
筆者が日本語を教えている生徒たちも圧倒的に猫派が多く、かなり猫の話で盛り上がっています。
ただ、これは若い人(韓国では若い世代・若い思考を持っている人たちのことをMZ世代と呼びます)に限った話で、ご高齢の方や田舎のほうの方々はまだ猫に対して偏見があるようです。
というのも、韓国では昔から猫は「悪い運を運んでくる存在」と信じられていました。家族が病気になったり、子どもを授からなくなってしまうと信じている人がまだいるようです。
筆者はいま百貨店での日本語授業も担当していて、そこの生徒たちは平均60代。その生徒たちに聞いてみると、「息子夫婦の家に猫がいるから気になる」と話す方がいました。
ほかにも「自分は気にならないけど、お嫁さん側の両親が猫を嫌っている」と話してくれた方も…。
この考えはだんだん消えつつありますが、まだまだ猫に対して偏見を持っている人がいることがわかりますね。
ラーメンはアルミ鍋で食べるべし!
韓国ドラマでラーメンを金色のアルミ鍋で食べるシーン、見たことありませんか?
日本ではあまり見ないアルミ製の鍋、韓国では大活躍します。「ラーメンはアルミ鍋で食べるもの」と考える人が多いです。
ある韓国のYouTuberは「この鍋には旨味がしみ込んでいるんだ」と言って、ラーメン用アルミ鍋を紹介していました。
最初は「それほど?」って思ったのですが、使ってみると火の通りが早いし、軽くて持ち運びも便利なので、なんだかんだで筆者も愛用しています。
ただ、アルミ製の鍋は食洗器で洗えないんですよね。食洗器に入れたらすぐハゲちゃうので、「優しくつかってあげてね」と夫に言われています。
日本に帰国したとき、スーパーでも売っているのを見たので、もし機会があれば韓国ラーメンを食べるときはアルミ鍋で食べてみてください。雰囲気が出て、なんだかおいしく感じると思いますよ。
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