時間管理(タイムマネジメント)とスケジュール管理の違い、わかりますか?
『カンタン!効果的な!時間管理術!メールマガジン』著者であり、数少ない時間管理専門のプロフェッショナルとして多くの企業研修を担当する水口です。
きょうは「ネットを使って効率よく調べものをする方法」についてご紹介いたします。
ネットで情報を収集するとき
ネットでいろいろなにかを調べることは、よくありますよね。
言葉の意味を調べたり、パソコン関係でトラブル対処のための情報を探したり… というのは日常的にみなさんもおこなったことがあるのではないでしょうか。
今回の「調べもの」は、それとは少し違って、なにか特定のテーマについて「もう少し時間をかけて情報を集めたりする場合」の話です。
私はいまのように講演をしたり、原稿を書いたりするようになって、調べものをすることが増えました。
もちろん、講演も原稿も自分の専門分野のことが中心なので、ネットで調べた内容だけで原稿を書いたりすることはありません。
それでも、知っておいた方がいいこと、調べてみた方がいいこと、というのはいろいろ出てくるわけで…月に数回、特定のテーマに沿って調べたりします。
そのやり方も、私が最初のにおこなっていたころに比べればだいぶ進化してきたと思うので、少し紹介してみたいと思います。
あくまでも「私のやり方」を紹介するのですが、おそらく皆さんの参考になる部分もあると思います。
ブックマークは使わない
私が昔、ネットで調べものをしたときによくやっていたのが、あとでまた見ると思われるサイトをブックマークしておくことです。
ただ、これってなかなかうまくいかないんですよね。
たとえば…ある日、ふとブックマークのリストを見ると「このサイトなんだっけ?」というサイトが登録されてたりします。
なぜそのサイトを登録したのかということすら、覚えてないこともあるんですよね。
実際にそのサイトを開いて見てみれば、なんでブックマークしたのかは思い出しますが…パッと見て分からないのは非常に不便です。
また、ブックマークをフォルダーで分けて分類しようとしても、どうしても分類しきれません。
分類を細かくするとフォルダーの数が増えすぎるし、大まかなジャンルで分けると、今度は同じフォルダー内の数が増えすぎる。
どちらにしても、後で参照するのには向いていません。
ブックマークではなく、メモアプリなどで「タグ付け」をするという方法もありますが、タグが増えていくにつれ、やはり似たような問題が出てきます。
そんなことが何度もあったので、結局私は「調べもの」的な用途ではブックマークは使わないことにしています。