こんにちは。韓国在住歴9年目、会社員兼ライターのヘリです。
突然ですが、みなさんはメイド喫茶に行ったことがありますか?
日本人でも行ったことがある人は少なそうなメイド喫茶ですが、韓国人に聞くと意外と行ったことがある人や行ってみたいという人が多くいます。
筆者の周りにも、「東京旅行でメイド喫茶に行ったよ!」という韓国人が数人いて驚きました。
そこで今回は、日本のメイド喫茶に対する印象や、実際に行ってみた人のリアルな感想をお届けします!
なぜ「メイド喫茶」がブームなの?
メイド喫茶の存在は、韓国人も昔から認知していましたが、2022年に有名なYouTuberやお笑い芸人が演じる「タナカさん」が紹介して流行しました。
特にタナカさんがネタにしていた、「おいしくなーれ、萌え萌えキューン」というフレーズが大流行したため、余計にメイド喫茶が有名に!
2023年には、日本旅行でおすすめのスポットとしてメイド喫茶が紹介されるまでになりました。
韓国から見たメイド喫茶
韓国人の間でも「メイド喫茶はオタク文化」だという認識がありましたが、2022年に流行して以降は「日本でしか体験できない特別な文化」として広まり始めています。
男性だけでなく、女性同士やカップルで訪問する人も多いそうです。
韓国で人気の脱出ゲームカフェのようなコンセプトカフェとして、特別で思い出に残る体験をしたい人に注目されているのだと思います。
実際にメイド喫茶に行った韓国人の感想は?
日本のメイド喫茶に行ってきた人が口を揃えて言うのは、「恥ずかしかった」の一言(笑)。
動物の耳のカチューシャをつけて、メイドさんたちが集まってハイテンションで話しかけてくれること自体が、韓国では体験できないシチュエーション。
日本人は普段から韓国人よりリアクションが大きいのですが、メイド喫茶ではもっと激しく反応してくれて驚いたそうです。
さらには注文するときに「にゃんにゃん」と言い、おいしくなるおまじないまでしなければならず、恥ずかしかったと言っていました。
「対応がプロだ」「優しすぎる」というメイドさんたちを褒める感想もよく聞きます。好きな動物を聞いて、丁寧に絵を描いてくれたことに感動したとも言っていましたよ。
ある韓国人は、ほかのテーブルで注文されたダンスステージを運よく見ることができたらしく、一生懸命踊っているだけでなく上手でびっくりしたそうです!
また、意外と料理がおいしかったという意見も。絵を描いてくれるオムライスを注文したらしいのですが、ほかの飲食店で食べた料理よりおいしかったと話す人もいました。
韓国だけでなく海外では見られない珍しい文化なので、旅行に行ったら一度は体験してみたいと思うようですね。
韓国にもメイド喫茶が登場!?
メイド喫茶がブームとなり、2023年韓国ソウルの弘大(ホンデ)にメイド喫茶が登場!現在、5店舗営業しています。
日本語ができない韓国人にとっては、日本の文化をコミュニケーションの問題なく体験できるため人気が出ているようです。
また、執事喫茶も2023年12月に韓国に初上陸し、仮オープンにもかかわらず、すぐに1カ月分の予約がいっぱいになってしまうほどの人気!
ソウルで日本の文化を気軽に体験できることは、文化交流が盛んになって日韓の関係もよくなっている証拠なので、韓国に住んでいる日本人として嬉しく思っています。
メイド喫茶が韓国人に人気だなんて不思議ですよね!日本旅行の話になると一度は出てくる話題で、日本人である私も行ったことがないところなので、話を聞くたびに驚きます。
韓国のメイド喫茶も日本のように対応してくれて、メイド服体験もできるみたいなので機会があれば行ってみたいです!
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