円満夫婦には絶対にやらない共通のルールが存在していました。
絶対にやらないことを知っておけば、きょうから夫婦関係がますます円満になっていくかもしれませんよ。
今回は、円満夫婦に聞いた「絶対にやらない5つのこと」を紹介します!
相手を疑わない・束縛しない
「相手の言葉は何があっても必ず信じるようにしています。『どうせ浮気してるんでしょ』とか、相手を疑うようなことは言いません。身近な家族に信じてもらえないって一番悲しいと思うので」(38歳/女性)
「束縛はしませんね、相手を信じてないってことなので…。それに、もう大人ですよ?どんなことをすれば家族が傷つくかくらい想像できるのに、束縛しないとそれをしてしまうというのは、ハナから家族を大事に思っていない証拠じゃないですか?そんな人と結婚したつもりはないので」(41歳/女性)
「飲み会に行って1次会で帰ってきてとか、女性職員と喋らないでとか、そんな束縛されてたらストレスが溜まりますよね。自分もされたくないことは、妻にもしません。信じてもらえてないんだってショックですし、ストレスが夫婦仲に亀裂を入れる原因になってしまいそう」(33歳/男性)
相手を束縛したり疑ったりするのは、相手を信じていないことにつながります。いくら心配だったからとはいえ、身近な家族だからこそ信じなければいけないのかもしれませんね。
とはいえ、相手を疑わずにいられるのはお互いの信頼関係ありき。すでに疑わしい行動を積み重ねていたり、一度信頼を失っていたりするのなら、なかなか難しいことでしょう。
日ごろから相手に信頼される行動を心がけたいですね。
自分の考えを押し付けない
「夫の行動に対して『なんで?』って思うことはあるけれど、それをすぐに口に出すことはありません。『私はこう思うけど、それが正しいとは限らない』と常に思うようにしているので、まずは、夫はこういう価値観の持ち主なんだなと受け入れるようにしています。そのうえで、『私はこう思うんだけど、どうしたらいいかな?』って考えをすり合わせられるよう話し合いをしていく。気持ちを押し付けないようにするだけで、夫婦喧嘩は減ります」(35歳/女性)
「結婚前まで、ついつい『普通はこうじゃん』『一般的にはこうだろ』って言うことが多かったのですが、あるとき自分の常識や考えを押し付けられるのは非常にストレスだと気づきました。一緒に過ごすんだから自分のルールに従ってもらわないと、ではなく、一緒に過ごすんだからお互いの気持ちを思いやらないと、っていう考え方に変わったんです。そのおかげか、妻と結婚してから一度も喧嘩をしていません」(36歳/男性)
「夫婦とはいえ他人ですし、育ってきた環境も何もかも違いますから、考え方が違うのは当然です。一緒に住むのは、そんな考え方の違いを受け入れるのが前提ではないでしょうか?私も受け入れてもらっているから、相手の考えも受け入れる、こうした行動は徹底しています。間違っていると思っても頭ごなしに否定はしません」(41歳/女性)
夫婦とはいえ他人であるというのは、一見冷たいように見えてとても大事な考え方です。
夫婦だから何でも理解しあえて当然、自分のルールに従って当然、というのは喧嘩の火種になってしまうからです。
価値観の違いを受け入れ、相手に寄り添おうとする姿勢を持つことは、夫婦円満の大事な秘訣でしょう。
察してもらおうとしない
「見ればわかるでしょ、言わなくてもわかるでしょ、というのが嫌で…夫にやってほしいことがあればすべて言葉で伝えるようにしています。夫も私にしてほしいことがあれば伝えてきますし。察してもらえなかったって怒るのは、勝手に相手に期待して、勝手に裏切られたって落ち込んでるだけじゃないですか。自分から落ち込みにいってるだけなので、察してもらおうとはしません」(37歳/女性)
「結婚当初から『察してもらおうとしない、やってほしいことがあるなら声をかける』というルールを設けています。相手が言いづらそうにしているときは『手伝えることある?』と声を掛けます。伝え合うことを大事にするだけで、夫婦間のすれ違いって減ると思うんですよね。その結果育児もお互いに協力し合ってやれましたし、夫が何もしなくてムカつく…なんて悩んでことはありませんでした」(33歳/女性)
「妻にしてほしいことがあれば、きちんと伝えるようにしています。また『こうしてもらいたいんだけど、どうかな?』と妻の意見も聞くようにしています。妻が察してくれなかった、やってくれなかった、なんて自分勝手な理由でイライラするのは妻に対して失礼だと思うので」(32歳/男性)
日本人は、言葉以外の表現で相手に察してもらおうとする傾向の強い「ハイコンテクスト文化」な国です。
相手の顔色、視線、動き、声色、これらすべてを判断して相手の気持ちを読み取らなければいけない場面が多いですよね。
しかし、なんでもかんでも相手の気持ちを察するのは難しいでしょう。
同じ家に住んでいる夫婦だったとしても、伝わりきらない気持ちは当然あるはず。
察してもらおうとしすぎず、言葉で伝えられるよう意識するだけで、夫婦間のすれ違いは少なくなっていきますよ。