女性と深い仲になるのを避け、うわべだけの愛情で関係を持っていたい「遊び人の男性」。
ひとりの女性とまともな恋愛関係を結びたくないのは、いいとこ取りでおいしい思いをしたいからです。
遊び人の男性を好きになって苦しむ女性は多いですが、どんな人を見て本気になるのか、最後に選ぶ女性には何か特徴があるのでしょうか。
こんな男性を本気にさせる方法について、お伝えします。
遊び人の男性が最後に選ぶ女性の特徴とは
自分が真剣な気持ちを向けないぶん、女性が本気になるほどに遠ざかろうとするのが遊び人の男性です。
まともな恋愛をするとどうしても直面するストレスや面倒ごとはあり、その気配を感じると逃げてしまうのですね。
関係に重みを持ちたくないのが遊び人の男性の本音ですが、一方で「この人だけは絶対に手放したくない」と思うこともまた、起こり得ます。
遊びを卒業して最後に選ぶ女性には、どんな特徴があるのでしょうか。
1.自分になびかない
耳触りのいい言葉をかければ、すぐにこちらを好きになるような女性をよく知っている遊び人の男性にとって、褒めても「ありがとう」と笑顔を返すだけで終わるような女性を見ると逆に追いかけたくなります。
安易に男性になびかない姿はうわべの言葉や態度に振り回されない強さを感じさせ、「どんな人なのだろう」と興味がわくのですね。
遊び人の男性は自分に振り向かせることに力を入れますが、いままでのやり方が通じないとわかるとき、「ほかの男の誘いにもすぐには乗らないだろう」と女性への信頼も感じます。
自分に関わろうとする男性の気持ちをしっかりと見極めようとする姿が、一対一の恋愛に希望を持たせるのですね。
2.自分自身を大切にしている
たとえば「いまから会いたい」と言ったとき、「きょうは予定があって難しいかな」「あしたたなら大丈夫だけど」と自分のペースを守る女性を見れば、恋愛に振り回されない気持ちの軸を感じます。
こちらを拒絶するのではなく、受け入れながらも自分自身の時間も大切にする様子は、ふたりの関係が対等であることが伝わります。
「自分をひとりの人間として尊重してくれている」とわかるのが、遊び人の男性にとっては大きな愛情。
こちらの要求を何かを犠牲にしてまで全部OKとせず、自分を大切にしながら一緒にいることを考えてくれる姿は、「この女性とまともな恋愛をしてみたい」と思わせるのですね。
3.「離れたくない」と思うほどの相性のよさを感じる
人には相性があって、行動するときのペースや食の好み、またベッドでの時間まで合う人と出会えるのは幸運なこと。
いろいろな女性と関係を持ってきた遊び人の男性はこの相性の実感が早く、いいなと思う女性には同じように感じてもらうために努力します。
たとえば別の女性と過ごしていたとしても、「あの人と一緒のほうがリラックスできるな」と存在を思い浮かべるのは、無理をしなくてもいいと思えるような相性のよさを感じるから。
そうなると「離れたくない」という思いが湧いてきて、別の女性の存在を望まなくなります。
相性は努力で合わせていける部分もあり、男性の好みを研究したり一緒にリラックスできる場面を増やしたり、「合う」実感を多く持ってもらうことが肝心です。
遊び人の男性を本気にさせる方法
女性慣れしているため、よくある振り向かせるテクニックなどは通用しにくいのが遊び人の男性と言えます。
それは男性の側にもあって、今までのやり方では上手くいかない女性の姿には新鮮味を覚え、強い関心を持つもの。
「この人のことが好きだ」と本気で思うとき、そこには失いたくないという気持ちがあります。
自分だけの魅力で、男性の心をしっかりと捕まえたいですね。
遊び人の男性を本気にさせるには、どうすればいいのでしょうか。
1.誠意は見せても尽くさない
遊び人の男性を好きになると、常に別の女性に関心を向けられる恐怖がつきまとい、それを阻止するために尽くすことに躍起になりがちです。
それが遊び人の男性の狙いであって、自分は労力を割かないけれど自分のために女性があれこれと動くつながりに満足します。
「尽くしてくれないならほかにいくよ?」とチラ見をしたとき、「あなたのことは好きだけど、別の女性がいいのならどうぞ」とあっさりと身を引く女性には、物足りなさを覚えるのと同時に、追われない自分への衝撃を抱えます。
この「あなたのことは好きだけど」が肝心で、お金を出したりすべての時間を差し出したりはしないけれどふたりで過ごす機会を大切にする、男性を気遣い優しさを忘れない姿が、男性にとっては自分とふたりの関係に向けられる誠意。
自分を犠牲にしてまで尽くさないのは心が自立しているからで、そのうえで男性とのつながりを常に大事にする姿勢は、新鮮さを超えて手放したくないあたたかい愛情を伝えます。
2.ダメなときは臆さず「NO」と言う
遊び人の男性は女心をよく知っているため、機嫌をとるのがうまく自分が都合よく甘えられる女性を好みます。
好かれたいと思えば男性のどんな要求も受け入れてしまいますが、それを当然にしている男性にとってはダメなときにしっかりダメと返す女性を見ると、人に振り回されない心の自立を感じて余計に関心を向けさせたくなるものです。
「NO」と言ったらそのまま疎遠にされるおそれは当然にありますが、ただ拒否するのではなく「これなら大丈夫だけど」と代わりの案を出すなど、つながりを切らない工夫が重要です。
遊び人の男性が甘えたがったときは可能な限り受け入れるのと同時に、「私と過ごすときはこうしてね」と伝えるのも主導権を渡さないコツ。
ペースを自分が握っていたいのが遊び人の男性ですが、それを崩してでも「この女性と過ごしたい」と思わせるには、普段から男性がリラックスできる時間を作る一方で、メリハリのある関わりが大切です。
何でも言いなりになるのではなく、ふたりの関係を続けたいからこその「NO」をきちんと伝えられる距離感を、目指したいですね。
3.素直に愛情を伝える
女性からの駆け引きに慣れていて、すねたりひねくれたりする女性の面倒くささも実感している遊び人の男性には、素直さが効きます。
男性への気持ちを普段から口にすることも大切ですが、忘れてはいけないのは「幸せな恋愛がしたいと思っていることを伝える」のも素直さだということです。
別の女性に目移りする可能性が高い男性の様子を見れば、「私だけを見てよ」と焦る気持ちが生まれますが、それを責めるのではなく「私はあなたと一対一の恋愛がしたい」と愛情を伝えるのは、男性がどうであれ自分は好きなのだとストレートに知ってもらうこと。
自分への愛情に素直な女性は、遊び慣れている男性には「別の男を好きになってもこうなのだろう」と予想がはたらき、それを嫌だと思うとき、本気で愛する気持ちが生まれます。
自分と同じように男慣れしている女性は、遊びの関係が持ちやすくて楽である反面、自分だけを真摯に愛する姿を見ることはありません。
「ほかの男に渡したくない」と思う女性は、その素直さが自分にとって居心地のいいものだからこそ、独占したくなります。
素直さは、どんな男性の心も強く刺激する愛情なのだと意識したいですね。
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