「ダイエットしなきゃ!」と思っても、なんとなくいつも結果が出ずに万年ダイエッターになっていませんか?
ダイエットの方法は星の数ほどありますが、実際に効果のある方法を見極めるのは難しいもの。
そこで今回は、株式会社HYVが155名の方を対象に実施した「ダイエットの効果に関する独自アンケート」の結果をご紹介します。
実際に成功した方々の声をもとに、本当に効果のあるダイエット方法を運動・食事の両面から徹底解析します。
155名に調査!ダイエットの効果が出るまでの期間・出始めのサイン
ダイエットを始めたものの、なかなか効果が見えず挫折してしまう方も多いのではないでしょうか。
ダイエットの効果はすぐに現れるわけではなく、実際に155名にアンケート調査したところ「1カ月かかる」と答えた方が最も多い結果になりました!
次いで「〜2週間」が21.0%となり、半数以上の人が1カ月以内にダイエット効果を実感していることに。
実際に人間の体は恒常性(ホメオスタシス)の機能があり、急激な体重減少が起きると自己防衛に入って現状をキープしようとします。
平均14日〜30日前後で期間を終えると言われており、この期間を抜けた1カ月前後で効果を感じ始める人が多いのでしょう。
ただし、なかには3カ月という方も多く、効果を感じるのは個人差が大きいよう。
同様に1カ月でどのくらい痩せるか、痩せたと感じる場所も人によって異なるので、焦って極端なダイエットをするよりもじっくりと取り組むことが大切になります。
1カ月でどのくらい痩せた?
1カ月でどのくらいの減量効果があったのか、155名に調査したところ最も多かった回答は「1カ月で1〜3kgの減量」で52.9%でした!
次いで「1カ月で1kg未満の減量」で、思ったよりも数値として変化がないと感じる方も多いのではないでしょうか?
ダイエットの権威である米国立衛生研究所(NIH)によると、最初の減量目標として6カ月以内に開始時の体重の5%~10%を減らすことを推奨しています。※参照:米国立衛生研究所(NIH)
つまり週0.5〜1kg程度、1カ月で3kgベースが減量が理想的と言えるでしょう。
「1カ月で5kg以上の減量」と回答した方もなかにはいますが、短期間での急激な減量はリバウンドを招く恐れがあります。
焦って極端なダイエットをするよりも、じっくりゆっくり取り組むことが大切なのです。
一番痩せたと感じた箇所
ダイエット効果をもっとも実感した箇所について調査したところ、第1位は「体重の減少」でした!
初めに数字に結果が現れる方もいれば、ウエストサイズなど見た目の変化を大きく実感する方もいるようです。
特に筋肉は脂肪よりも重いので、脂肪が燃焼されて筋肉量が増えると、数字は変わらずに見た目が大きく変わる傾向にあります。
また興味深いのは、体重やサイズの変化だけでなく、肌の調子や体調・気分の改善を挙げた方がいたことです。
ダイエットは単に見た目を変えるだけでなく、心身の健康にもよい影響を与えるのですね!
体重計の数字だけにとらわれず、総合的に自分の体の変化を感じ取ることで、小さな変化も見逃さず、モチベーションも保つことができるでしょう。
ダイエット効果があった有酸素運動をランキング紹介!
有酸素運動はダイエット効果を高める重要な要素ですが、実際にどのような運動が効果的だったのか、155名のアンケート結果を基にランキング形式で紹介します。
ランキングトップ3に関して、それぞれどのように効果があったのか、おすすめな理由も答えていただきました!
「これならできそう!」というものを見つけ、ぜひ有酸素運動を日常に取り入れてみてください◎
3位.ダンス(23名)
実際にダイエット効果があったおすすめの有酸素運動の第3位は、「ダンス」でした!
音楽に合わせて体を動かすダンスは、楽しみながら効果的にカロリーを消費できる運動として人気を集めています。
ダンスがおすすめな理由は、
- 音楽と合わせて踊ることで楽しくダイエットができ継続しやすい
- 上手い下手関係なく楽しく体を動かせる
- 毎日2回ほど決まったダンスを踊っていたら見た目に変化が現れた
「楽しく続けられる」「ストレス発散になる」といった意見が多く、運動の継続性という観点からもおすすめです。
またダンスは全身運動であり、有酸素運動としての効果に加えてバランス感覚や柔軟性の向上にも役立ちます。
近年では、自宅でできるダンスエクササイズの動画も多く公開されているので、気軽に始められるのも魅力と言えるでしょう!
好きなアイドル・ダンスボーカルグループの振り付けを練習するなど、自分の趣味から広げて始めてみてくださいね。
2位.ランニング(24名)
実際にダイエット効果があったおすすめの有酸素運動の第2位は「ランニング」でした!
ウォーキングよりも高強度な運動であるランニングは、より短時間で多くのカロリーを消費できるため、取り入れている方も多いようです。
ランニングがおすすめな理由は、
- ・1カ月で3kg痩せ、1年で10kg痩せ見た目も変わった
- ・30分程度週2回走るだけで体重が減少する
- ・体力がつくだけでなく、背中や太ももなど、ただの食事制限では落とさないような箇所も脂肪が落とせる
ウォーキングに慣れたらランニングに切り替える方も多く、運動量を上げたい方におすすめ。
手軽にできて燃焼カロリーが高いほか、走った後のスッキリ感が気持ちよく、継続のモチベーションにもつながるでしょう!
ただしランニングは確かに効果的ですが、膝や足首への負担が大きいのが難点です。
始める際は短い距離から始めて徐々にペースを上げていくなど、段階的に続けてくださいね。
1位.ウォーキング(75名)
ダイエット効果があるおすすめの有酸素運動の第1位は「ウォーキング」で、75名と多くの方が回答しました!
おすすめの理由として多かったのは、「続けやすい」「手軽」「時間や場所を選ばない」といったものです。
ウォーキングがおすすめな理由は、
- 費用もなく手軽に始められるし、続けやすい
- 毎日の買い物時など、生活の中に取り入れやすく、続けやすいから
- 脂肪燃焼や筋力向上、ストレス軽減などダイエットだけではなく多くの効果が期待できるし、無理なく続けられるから
多くの回答でも寄せられましたが、ウォーキングは特別な道具も必要なくいつでもどこでも始められる点が大きな魅力です。
またランニングなどのように息が上がる運動ではないので、いくつになっても始められるしょう。
まずはエレベーターやエスカレーターの代わりに階段を使うなど、日常生活の中で少しずつ歩く機会を増やしていくことから始めてみてはいかがでしょうか。
そのほかの回答
- 縄跳び
- フィットボクシング
- ラジオ体操
- YouTubeのエクササイズ動画
ダイエット効果があった筋力トレーニングをランキング紹介!
有酸素運動と並んで重要なのが、基礎代謝を上げ脂肪燃焼を促進する筋肉トレーニングです。
具体的にどのような筋トレが効果的だったのか、155名にアンケート調査をしました!
3位.クランチ・シットアップ(お腹)(32名)
効果のあった筋トレの第3位は「クランチ・シットアップ」で、お腹周りを引き締めたい方が取り入れていました!
クランチ・シットアップ共にお腹の筋肉をメインに使いますが、シットアップは上体をしっかり起こすため、鍛えられる筋肉に違いがあります。
クランチ・シットアップの効果がある部位は、
- クランチ:腹筋の上部(腹直筋)
- シットアップ:腹筋の上部(腹直筋)、大腿直筋(太もも前)、腸腰筋(腰回りの筋肉)
クランチは膝を立てて行いますが、膝を上げて行うと「カールアップ」になるなど、派生した種目はたくさんあります。
少し左右にねじって行う「サイドクランチ」などもあるので、慣れてきたらお腹全体をアプローチしましょう。
ただしお腹周りに特化した種目なので、ほかの筋トレと合わせて行うとより筋肉量アップを目指せますよ!
2位.プランク(体幹)(53名)
効果のあった筋トレの第2位は「プランク」で、53名の方が効果を実感しました!
プランクは体幹を中心に全身の筋肉を総合的に鍛えられるので、姿勢が改善され見た目もすっきりとしてきます。
プランクの効果がある部位は、
- 腹筋群(腹直筋や腹横筋などのインナーマッスル)
- 背筋群(背中)
- ハムストリングス(太もも裏)
- 大臀筋(お尻)
またプランクは特別な器具を必要とせず、場所を選ばずに行えるのも大きなメリット。
忙しい方でも朝起きてすぐや寝る前など、短時間で取り入れやすい運動方法と言えるでしょう。
体を思いっきり動かすことはせず、同じ姿勢をキープするため筋トレ初心者におすすめです!
1位.スクワット(下半身)(81名)
おすすめの筋トレとして圧倒的な支持を集めたのが「スクワット」で、81名もの方がダイエット効果を実感したと回答しました。
スクワットは、以下の下半身の大きな筋肉群を使う運動で、多くのカロリーを消費し基礎代謝を高める効果があります。
スクワットの効果がある部位は、
- 大腿四頭筋(前もも)
- ハムストリングス(太もも裏)
- 臀筋(お尻)
- 腹筋群(お腹)
- 背筋群(背中)
下半身の強化・引締めのほか、お腹や背中を傾けないようにバランスを保ちながら行うので、全身の運動につながります。
「いろいろな種目をたくさんするのはキツイ!」という方は、スクワットから始めてみるのもおすすめです。
そのほかの回答
- 腹筋ローラー
- 腕トレ
より大きな筋肉を1度で動かせる種目が人気のほか、お腹やお尻など気になる部位へのトレーニングが多いようです!
ランキングトップ3の種目のおすすめポイントや、どのような方に向いているかもあわせて紹介します。
- source:PR TIMES
- image by:Shutterstock
- ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。