エンタメ系調査でわかった各都市の好みとは?
各都市JDがTSUTAYAでレンタルする映画と購入する書籍・雑誌に関してもさまざまな特徴がありました。
渋谷JDがレンタルする映画に関しては、往年の名作『タイタニック』『雨に唄えば』『オペラ座の怪人』などのレンタルが多く、ややサブカル感が強いという結果が見受けられます。書籍では、『生田絵梨花写真集 インターミッション』『西野七瀬1stフォトブック わたしのこと』など、好きなアイドルの写真集の購入が多いようです。
原宿JDに関する結果からは、『ハウルの動く城』『ゲド戦記』『風の谷のナウシカ』などのジブリ作品に加え、純愛系の映画作品にも人気があるようです。書籍では、『ニコルノホン』『マサユメ 窪田正孝写真家・齋藤陽道フォトブック』など、渋谷JDと同様に好きなタレントや俳優のスタイルブック・写真集を購入する人が多くいる中で、『君は月夜に光輝く』などの恋愛系ライトノベルも上位にランクインしました。
新宿JDは、同世代からも人気を集めている『きみに読む物語』や『オーシャンズ11』などのメジャー映画作品をレンタルしている傾向が見られます。書籍に関しては、人生指南書が他のエリアよりも多く、『ココ・シャネルの言葉』『好きな人を忘れる方法があるなら教えてくれよ』など、タイトルからもわかるように“心に訴えかける書籍”を好んでおり、「お金をかけていること」という質問にもあったとおり「内面を磨きたい」という意識が強いようです。
一方池袋JDは、レンタルランキングTOP10のうち『劇場版名探偵コナン』シリーズから8作がランクインする結果となり、圧倒的なコナン愛が感じられます。書籍に関する結果は、SPI・TOEICなどの勉強・就活系の書籍を購入するJDが多く、真面目な一面も垣間見える結果に。
池袋JDのファッション意識に関する意外な答え
ファッションに関する意識調査によると、渋谷JDは、「周りの人とは違った服装をする(34.4%)」「従来のスタイルや型にはこだわらない服装をする(39.1%)」といった項目の数値がほかの都市より高く、トレンドよりも自分のこだわりを生かしたファッションスタイルを好んでいることがわかりました。
一方で原宿JDは、「自分のファッションが人からどう見られているか気にする(71.2%)」「他人のファッションチェックをよくしている(71.2%)」の項目が多くを占めているようです。周りから「オシャレ」と思われることを重要視し、オシャレな子たちのファッションチェックをしていることで、いまトレンドになっているオシャレを取り入れていると考えられます。
新宿JDは、「ファッションアイテムを買うときは事前に情報収集する(58.0%)」の数値が最も高く、「自分のファッションが人からどう見られているか気にする(68.7%)」も原宿JDに次いで高い結果となりました。ほかの都市と比較してみると、『FUDGE』や『GISEL』など、少し大人っぽい雑誌を好んで読んでいる特徴があります。先ほど紹介した「お金をかけていること」や「購入書籍」の結果と合わせて見てみると、「大人っぽくみられたい」という意識が強いことがわかります。
ほかの3都市と比べてみると、池袋JDは、ファッションへの関心度が全体的に低い傾向があるという結果に。オシャレを追求したいという3都市に対して、「同性から浮かないファッション」を目指しており、ファッションよりも「ヲタ活」など、自分の好きなコンテンツを優先してお金と時間を使いたいというJDが多いようです。
同じようで違う主要4都市では、ファッションやグルメにエンターテインメントなど、それぞれの楽しみ方があるようですね。今回紹介した4都市とはほかの都市にもある魅力や特徴なども気になるところです。
自分自身に合った場所で楽しむのもいいですが、違った文化が駆け巡る別の都市に訪れてみるのも新しい発見があって楽しいかもしれません。こちらの調査結果を参考にしてみては?
- source:PR TIMES
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