期待を膨らませていた韓国留学だけど、現実は…
リカ:韓国に留学して、どんなことがありましたか?
アヤ:最初は理想と違うことが多くてとても戸惑ったよ。語学学校に行けば韓国人と友達になってすぐに語学も上達すると思ってたけど、学校にいるのは日本人ばっかり。結局、つるむのは日本人だけだから全然韓国語を習得できなかった。
アヤ:日本人だけで集まって飲みに行ったり、ショッピングしたり。確かに楽しかったし思い出にはなったけど、これなら日本にいるのと変わらないじゃん、って思うようになったの。
アヤ:このままじゃ留学にきた意味もないし、せっかくならもっと韓国人と絡みたいって思ってたの。そんなときよく飲み歩いてる日本人の友達から、男の子を紹介されたの。
リカ:韓国人の?
アヤ:そう。そのとき紹介されたのが、ヨンス(仮名)っていう韓国人の男の子。年齢は私と同じ年で、見た目は前髪が長めの当時流行りのヘアスタイルで細身で長身。しかも超イケメンだったの。
リカ:例えば誰に似てますか?
アヤ:日本人でいえば、坂口健太郎に似てると思う。すごい、イケメン。
リカ:確かにめちゃめちゃイケメンですね。ところで言葉は通じました?
アヤ:その頃の私は注文するくらいの韓国語しかできなかったから、チャットはカタコトの英語と日本語を打ってた。でも少しずつ韓国語を混ぜてチャットしたりしてた(笑)
アヤ:仲良くなりたいって思ってたから、スラスラと話せるようになるために学校以外にも自宅でも勉強したし、積極的に韓国語で話すようにしたよ。そのあと、2人で遊ぼうって伝えてデートすることになったの。