「今夜はたったひとりの人にめぐり逢えた気がする…」
このセリフ、ある一定の年齢以上の方には伝わるでしょうか?
松嶋菜々子さんが主演を務めた月9ドラマ「やまとなでしこ」(2000年)で、玉の輿を夢見る客室乗務員・神野桜子が、ターゲットとする“お金持ち”の男性に対して使っていた殺し文句です。
「この世で一番嫌いなものは貧乏。女を幸せにしてくれるのはお金だけ」という桜子のような考えにまでは至らなくとも、婚活において男性の経済力を重視する女性もいるかもしれません。
でも一体、玉の輿婚を実現した女性たちは具体的にどんな女性で、どこでパートナーと出会い、ゴールインしたのでしょうか?
実際に玉の輿に乗った既婚女性(30代~50代)を対象にした「“リアル玉の輿”に関するアンケート」(株式会社豆腐の盛田屋が実施)の調査結果を見ていきましょう。
お金持ち男性との出会いはどこ?
「夫との出会いの場を教えてください」という質問には、「友人の紹介(31.4%)」がもっとも多く、次いで「職場(30.5%)」「学校(学生時代)(14.6%)」「婚活パーティー(6.8%)」と続いています。
驚くべきは、意外に身近なところに出会いが潜んでいるということではないでしょうか。
桜子は夜な夜なお金持ちとの合コンを繰り返していましたが、それはレアケースなのかもしれませんね。
玉の輿女性が明かす夫との馴れ初めエピソード
- 「同じ会社の同じ部署の上司」(香川県/30代/会社員)
- 「兄嫁の乗っていた車のディーラで車の点検に来ていたときに出会った」(東京都/40代/自営業・自由業)
- 「医学部生だった夫と大学の図書館で出会いました」(神奈川県/40代/会社員)
- 「幼馴染に大学時代の友人を紹介してもらい、付き合うことになりました」(兵庫県/50代/パート・アルバイト)
玉の輿女性はじっくり愛を育む派?
では玉の輿女性の多くは、出会いから結婚までにどれだけの期間を要しているのでしょうか。
「出会いから結婚までの期間を教えてください」という質問には、「3年以上(29.5%)」がもっとも多く、次いで「1年以上〜2年未満(23.2%)」「半年以上~1年未満(20.3%)」「2年以上~3年未満(13.4%)」と続きます。
いくら「この人を逃したくない」と思っても、焦りは厳禁。結婚までゆっくり駒を進めている女性が多いようですね。
結婚に至ったエピソード
- 「バレンタインで気持ちを伝え、ホワイトデーに告白、プロポーズは夜景の綺麗な公園」(愛知県/30代/専業主婦)
- 「ホテルの教会を貸し切りプロポーズ…OKに決まってるでしょ!」(東京都/30代/専業主婦)
- 「夫の海外転勤が決まり、結婚して一緒に行くことになった」(神奈川県/40代/専業主婦)
- 「面白い人だなーと思って交際をスタート。3日後にプロポーズされてそれがまた面白くて即お受けしました」(兵庫県/40代/専業主婦)