「自分だけ」の幸せを見つめる
自分の方がその人と一緒に居ることが嫌になったり不安になってしまって、別れを考えたり、一緒にいることに迷いを持っているとしましょう。
どのような相手や場所だったら、「もう1度やり直そう」と思いますか?
それはこちらの態度で、待っている方の気持ちもゆらゆらしてしまうような場所なのか。それとも、一貫して「変わらない」場所なのか。
やっぱり変わらない場所の方が、不安を感じないので済むのではないでしょうか。
ただ自分が愛する人がいて、その人の気持ちや考えに左右されずに変わらない気持ちを持ち続けることって究極なことだと思いませんか?
こちらも人の心を持っているわけで、傷つくし、寂しさも悲しみも感じます。ときには、その苦しい気持ちから逃げ出したいと思うことがあっても当然です。
そんなとき、相手の気持ちにあまり左右されることなく、しかも一貫性のある心の状態に保つ方法があります。それが「自分だけ」の幸せに目を向けることなのです。
「自分だけ」と強調したのは、今見ようとする幸せの中に、あえて今のパートナーや特定の人を入れないという意味です。
その相手とではなければ幸せなど感じられないという気持ちになるかもしれませんが、そのときはまず、相手に対する執着を手放していくという作業が必要かもしれません。
言葉やアファーメーションでその幸せを表現するなら、「わたしは○○と愛し合い心から信頼し合える関係になる」ではなくて、「わたしは心から信頼し合い愛し合えるパートナに恵まれている」という言い方になるでしょう。
パートナーシップに対する取り組みではありますが、このときは、相手を特定しないことが重要になります。
本当に求めている幸せ
あなたが本当に求めている幸せをイメージしてください。外の世界や今の状況、環境をすべて横において、「本当に幸せだなあ」と感じる状況を思い浮かべください。
愛する人とあなたはどこにいるでしょう。どんな家に住んでいるでしょう。愛する人と何を語っていますか?何をしているとき、幸せを感じていますか?
あなたの心がどんな時に幸せに満たされるのか。どんな生活を求めているのか。正直に感じてみてください。
何度もそんな幸せのイメージを見る時間を取ると、毎回、必ず出てくる光景がだんだんと決まってきます。それが、あなたの心が喜ぶ光景であり、「自分の幸せ」です。
1日に何度もその幸せを見て心に感じさせてあげてください。それがあなたのビジョンです。
相手の気持ちが気になってしまうときがあっても良いです。相手の気持ちを想像して落ち込んでも苦しくなっても良いです。
でもそのあとで、もう1度「あなたの幸せ」に目を向けるを時間をつくってください。
あなたがその幸せにいくことを決めたとき、あなたの幸せを共に経験したいと思う人が必ず現れます。
あなたがその場所に向かうと決めたとき、今の相手にもあなたがその場所を望んでいる事が一貫して見えるでしょう。
あなたがどのような場所にいくのか、どのような幸せに向かうのかを決めたとき、あなたの周りのすべての世界も動き出すはずです。
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