付き合える最大人数を3人で考えるとわかりやすい
前述のWashington Postの記事の中に、付き合える最大人数を3人にした場合の確率図があります。
- これから3人の人とお付き合いできる可能性がある
- 3人には1位、2位、3位という明確な優劣があるとする
- その中から結婚相手を選ぶ
- 1位、2位、3位の人と付き合う順番はランダム
- 1位を選びたい
という条件だとすると以下の組み合わせが出てきます。順列組み合わせの問題みたいですが、
最初にお付き合いした人で決める場合、1位の人を選択できる確率は2/6=33%
2番目にお付き合いした人で決める場合、1位の人を選択できる確率は2/6=33%
3番目にお付き合いした人で決める場合、1位の人を選択できる確率は2/6=33%
1番目にお付き合いした人を基準とし、その次にそれを上回る人を選んだ場合に1位の人を選択できる確率は、3/6なので50%
確率があがっている!
まあでも現実はそうもいかない
まあとはいえ、前提条件がなかなか難しいですよね。
「一定期間付き合った後、結婚するか・別れるかの判断をするものとする」…なかなか決められなくてズルズルしちゃったりしますし。
「その人と結婚するかは、それまで付き合った人との相対的順位にのみ基づいて決定する」…いやいや、必ずしも相対的順位が付けられるものではないし。この人にも、あの人にもそれぞれ比べられない良い所があるのよ。
「一度別れた人とよりを戻すことはできない」…意外とがんばってよりを戻そうとしたりしちゃったり。
「こちらが結婚を決めたら相手は決して断らない」…こちらが決めても相手がその気じゃないこともありますし。。
ということで、まああくまで参考程度の話ですが、なんか面白かったのでブログにまとめてみました。
TED Talk「The mathematics of love」ではこの他にも「数学的に使える愛のTips」が2つ紹介されていたので、興味がある方は動画を見てみてください。
- image by:Unsplash
- source:『Be Magnetic!』人生どのタイミングで結婚相手を決めるべきか?を数学的に解明する Secretary Problem (記事タイトル・本文見出しはMONEY VOICE編集部)
- ※初出:MONEYVOICE(2017/12/24)
- ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。