新型コロナウイルスの流行をきっかけにテレワークが普及し、心身ともに疲れを溜め込んでいるという方も少なくないのではないでしょうか?
実際に企業勤めでズボラな私も、変わりばえのないテレワーク生活や減ってゆく運動量、悲しくもそれに反比例する体重(涙)に当て所のないストレスを抱えるひとりでありましたが、生活のすき間時間に「オンラインヨガ」を取り入れて以来、心身ともに抱えていた不調が少しずつ回復してきました!
そこで今回は、ヨガ講師であるRemiさんにご協力いただき、オンラインヨガの魅力とおうちで簡単に出来る「簡単ヨガポーズ」を対談形式でご紹介いたします。
- Remi
- Instagram@remi21にて紹介する「1分で出来るヨガ動画」や「初心者でも丁寧でわかりやすいヨガレッスン」に定評のあるヨガ講師。現在はZoomを介して少人数のオンラインヨガレッスンを毎日開講中。全米ヨガアライアンス(RYT200)資格保持者。
- ライターM
- この記事のライター。新型コロナウイルスの外出自粛を機にヨガを始めたヨガ初心者。現在完全テレワーク中。
なぜオンラインヨガがオススメなのか?
ライターM:自粛期間中に気になっていたヨガを始めた理由なのですが、体重増と運動不足が気になってそろそろ何か体を動かさねばという危機感からでした。
だけど家で筋トレするのも続かないし、外を走るのもコロナ感染怖いし、第一着替えるのが面倒くさい。それで価格も内容も手軽に始められそうだったRemiさんのオンラインヨガレッスンの告知を見て参加したんですよね。
Remi:どのようなエクササイズをするか、という側面から見て、確かにMさんの性格上オンラインヨガは性に合っていますね(笑)。
オンラインヨガレッスンの利点としては、バスタオル一枚あれば始められる気軽さや、近所への騒音被害(ジャンプなど)が少ない運動方法、ウェアや人の目を気にせずに体を動かせる、リモートワークのランチ時間や子育ての隙間時間にササっと参加できる点が便利という声を生徒さんから耳にします。
また呼吸法と全身を動かすポーズを融合した身体技法であるヨガは、肉体を刺激するだけではなく、内臓から体内環境を整えたり、自律神経の強化やホルモンバランスの調整などにも有効なので、おうちでできる体と心の健康を保つ手段としてオススメできますね。
ライターM:確かに、初心者である私も他人の目を気にせず集中してヨガレッスンを受けられているのは、完全なるプライベート空間を作り出せるオンラインという方法が好転している気がします。
さらにヨガはほどよい運動量なので、続けやすい気がします。やっぱりランニングやきついトレーニングメニューだと結局3日坊主で終わってしまうことが経験上多くって。
ヨガレッスンの内容にもよるとは思いますが、心地よいストレッチ7割、残りの3割はちょっと刺激的なスパイスが筋肉に効いてくるみたいな配分なので、究極に頑張らなくてもいいのが個人的に魅力です(笑)。
初心者はどのツールでヨガをすべき?
ライターM:Remiさんのヨガレッスン、非常にわかりやすく、最後にはじわっと汗をかく充実した内容だったのですが、YouTubeなどにアップロードされているヨガレッスン動画に合わせて初心者がヨガを行うのもいい方法かなと思うのですが、どうでしょうか?
Remi:そうですね、YouTube動画に合わせてヨガを行うのも良いのですが、ヨガ経験の浅い初心者で1レッスンをフルで受けたい場合は、なるべくヨガ講師が開催するオンラインヨガレッスンに何度か参加するのをおすすめします(外出自粛が解除の際には対面型レッスンがおすすめ)。
ライターM:やっぱりいきなりYouTubeの動画に合わせて体を動かすのは、ついて行けないからですか?割と自分のスピードで進められるし、ハードルも低いし、何よりお金かからない方法だなって思ってたのですが…。
Remi:ヨガ動画にも多くのメリットがあるのは確かです。しかしヨガ初心者の場合、レッスンの流れについて行けないというよりも、ヨガ動画のポーズを見よう見まねで行った結果、間違ったポーズを行なっているというケースが多いのです。
間違ったポーズを続けていると、本来効果が期待される筋肉や内臓への刺激を妨げるだけではなく、怪我や体を痛める危険があります。
一方でオンラインレッスンでは、各生徒さんの手足の位置や目線が適切か、ポーズに合わせた呼吸のタイミングが正しいかなど、ビデオ通話越しに講師が細かくレクチャーするので、安全かつ効果的なヨガを行うことが可能です。
YouTubeのヨガ動画を上手く活用するには、一通りのポーズやレッスンの流れを理解して「あ、いまの私のポーズ、ちょっと手の位置が違うかも」とご自身でポーズの修正点に気づけるようになったころにチャレンジしてみましょう。結果的に効率的です。適切なポーズと呼吸法、いわゆる「体の使い方」を理解するのがヨガと付き合うための肝となります。
ライターM:なるほど、基礎を固めるのが第一のステップですね。ヨガポーズを間違えると怪我のリスクにつながることはあまり考えていませんでした。確かにRemiさんのオンラインレッスンでは細かなポーズの修正指示をいただきましたね!