2020年6月21日(日)15:42
かに座の新月
お月さまは、日々満ち欠けしています。もっともパワフルになるのが、新月と満月のとき。
新月は太陽とお月さまが重なり合うことで、地球のあなたからは見えなくなる日。
見えないときほどパワフルである。それは神秘の世界の法則なのです。
それは、たとえば愛情。愛は見えないけれど、とってもパワフル。
それと同じように、新月には願い事を叶える力が高まります。
新月・金環日食・夏至が重なる引き寄せ最強日
今回の新月は金環日食が起こります。
日食とは、月が太陽の前を横切るために、月によって太陽の一部(または全部)が隠される現象です。
太陽の一部が隠れる現象を部分日食といい、太陽とほぼ完全に重なり隠れる現象を、金環食(もしくは金環日食)といいます。
太陽と月が重なる日食では、その配列によって生命エネルギー=プラーナの軸が整います。
さらに、今回6月21日の新月は、夏至と重なります。
1年のうちでもっとも昼(日の出から日没まで)の時間が長く、太陽から降り注がれる祝福のエネルギーも最大となります。
新月、金環日食、夏至のトリプルパワーで願いを叶えるにはベストタイミングといえるでしょう。
そして新月が位置する星座によって得意な願い事の分野は異なります。
「新月と星座にはどのような関係があるの?」と不思議に感じるかもしれませんね。
ちょうど地球のあなたも、お月さまの満ち欠けによって女性のリズムに影響があるように、毎月の天体の位置によって、お月さまも影響を受けています。
6月の新月は「かに座」の位置でむかえます。かに座には、どんな特徴があるのでしょうか?
6月かに座、新月のメッセージ
かに座の得意なことは、「育てる」ことです。
願い事はなるべく早く叶ってほしいのですが、育てないといけないのですか?という声も聞こえてきそうですが、夢を育み、実らせるには、時間がかかります。
大切な願い事だからこそ、時間をかけてじっくりと育てたい、という思いも出てくることでしょう。
あなたがどこまでその願い事に愛情をもっているか。
愛情があれば、インスタントに叶えたいとは願わないでしょう。
願いが叶った後に、幸せがやってくるわけではありません。育てるプロセスにも楽しみがあり、それはとても幸せな体験です。
母性に目覚め、育てる楽しみに気づく。
そうすれば、多少困難な出来事があっても、ゆうゆうと乗り越えられます。我が子を抱き、そのぬくもりに癒されるのは母親です。
夢をもって、生きること。
それは、わたしたちの癒しの旅なのです。
どのような願いを叶えるにせよ、それを実現化させるには、行動と手間がかかります。その手間を面倒と思えば、叶いませんが、その手間をかけてでも叶えたいという愛情があれば、実現するまでのプロセスを楽しめるようになるでしょう。
このように母性に目覚め、育てる楽しみに気づく。そのきっかけをあたえてくれるのが、6月の「かに座の新月」です。
そして、かに座の守護星は「お月さま」。
金環日食でもある今回のかに座の新月の時期は、いつもより月の願いを叶えるパワーが地上に届きやすくなります。