願い事を紙に書く理由
願い事は、ココロのなかで思うだけでは叶いません。ココロのなかのイメージは、次々と浮かんでは消えていく感情に流されて、定着しないからです。
しかし願い事はココロのどこかで常に意識しておけば、自然とその意識を叶えようと動きだします。そのためにおすすめなのが「紙に書く」という方法です。
紙に書いておけば、一時的に感情が乱され、異なる思いがやってきても、またその願い事に意識を戻すことができます。
紙に書いた願い事は、毎日見る必要はありません。引きだしの中にしまっておき、月に1回程度眺めるだけでも、十分に願いを叶えるチカラを高めます。
最近スマートフォンで願い事をメモしているという方もいるかもしれません。しかしスマホのなかにメモしておくより、手書きで紙に書くほうが、願い事は叶いやすいものです。
手書きでは、手を動かすことで、脳の働きが活性化していきます。紙に書くという行為そのものが、願い事を叶える決意表明にもつながります。
それに、手書きで書く文字はテキストではなく、絵を描く、夢を描くというイメージの領域。自分オリジナルの芸術作品です。あなただけが描ける理想のイメージ。だからこそ、手書きのほうが実現力が高まります。
手書きによって、しっかりとココロのなかに願いが叶った後のイメージが定着していきます。
満月にかける願い事の数は?
願い事は2個以上10個までが適切です。
あまりに少ないと、ひとつひとつの願い事に意識が向かい「まだか、まだか」と焦りが出てきます。逆に願い事の数が多いと、意識が分散して、どの願いも叶わないという状況になりかねません。
もし10個以上になる場合は、優先順位をつけてみましょう。
その際に優先する願い事は、その願い事が叶ったら、他の願い事も叶えやすくなる。そんな願い事を最優先にするとよいでしょう。
願い事の書き方
「わたしは」からはじめて「現在進行形(○○しています)」もしくは「完了形(○○しました)」で書きましょう。
文章の最後に、「嬉しい」「楽しい」など叶った後の素直な感情を入れると、感情と現実がつながり、願いが叶いやすくなります。
このように書かれた文章を「アファメーション」とよびます。
「〜しますように」という書き方ですと、お願いしている(叶っていない)状態を望んでいることになりますので、気をつけたいところです。
あまり深刻に厳格にとらえず、楽しみながら文章をつくってみてくださいね。
コツは、「自分は願い事を叶える能力をいますでにもっている」と堂々として、書くこと。
願いが叶ってから、幸せになるのではなくいま幸せだからこそ、願いを叶えるチカラがあるのです。
理想の自分、未来の自分の雰囲気を先取りして、いまを生きる。そのような感覚をもつと、願い事は叶いやすくなりますよ。
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