選択肢を与えてあげる
誰かを愛すること。誰かといっしょにいること。誰かと共に何かをすること。それはすべて、私たちの選択なのです。選択であるならば、その人を愛さないこと、その人といっしょにいないこと、その人と共に何もしないこと、その選択肢があって成り立っています。
まずはあなた自身が、自分にもしくは自分のこころに、「いっしょにいること」「いっしょにいないこと」、そのふたつの選択肢を与えてあげてください。
「別れる」という選択肢を自分に与えたとき、別れることがそれほど難しくないと気づけるかもしれない。絶対に許されないことではないと気づけるかもしれない。そして実際に別々の人生を歩むことで、本当に自分がやりたたかったことを手にして、輝いていかれる方もたくさんいるのです。
また心に両方の選択肢を与えたうえで、いま現実的にどうしても別れられない状況だったり、別れたくないのだったら、どうしたらいっしょにいられるかに取り組めばいいのです。
傷いた原因は相手にありますが、傷ついてしまう要因は自分の心のなかにもあります。いまの関係性を創り出してしまった心の仕組みに、目を向けることもできるでしょう。
どちらを選んでもいい
いままでの生活やパートナーを手放し、新しい人生に踏み出すことはすごく勇気のいる前向きな選択。また、きょうもういっしょにいないことを選ぶことができる相手と、もう1度いっしょにいようとすることも素晴らしい愛の選択です。どちらの道を選んだとして、成功することも幸せになることもできるのです。
だから心がいっぱいになったとき。まずあなた自身が自分に、その両方どちらを選んでもいいと許してあげてください。あなたはあなたが思っているよりももっと自由です。そして自由なあなたが何かを選ぶからこそ、そこに愛があるのです。
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