瞑想による「集中力」のアップは驚異的
ここまで、「集中力」の大切さについてお話ししました。教育業界に関わっている人にはもはや常識ですが、そうでなくても体験的に納得できたでしょう。
特殊な能力などなくても、一定時間にわたり1点に集中している能力があれば、なんでも身につけることができる。仕事に必要な技能は何であれ、一定時間にわたり1点に集中している能力があれば、たいていの仕事はできるようになる。
「一定時間にわたり1点に集中」ができさえすれば、あなたはいまから何でも身につけられるということです。瞑想による集中力アップは驚異的なレベルに達します。うれしいですね。何を身につけますか?
「一定時間にわたり」のところが大事
ただし、虫眼鏡で太陽光を集めて物を燃やせるほど強烈な集中力を発揮したとしても、ほんの一瞬では何も変わりません。光どころか、炎であぶっても、一瞬かすめたくらいの短時間では、何も変わりません。
つまり強烈なパワーがあったとしても、短時間では何も変わらない。一定時間の「継続」が必要ということですね。ひとことでまとめるなら、「集中を継続」こそうまくいく秘訣、ということになるでしょう。
潜在意識を味方につける方法が、この「集中を継続」です。潜在意識は巨大すぎて小回りが利かないので、味方につけるにはコツが要ります。
- 大事なことに集中する
- 愚直に徹底的に貫く(続ける)
- いつも習慣的に同じことをする
潜在意識はこういう思考や行動が大好き。だから、こういう思考や行動を身につければ、潜在意識が味方になりますよ。逆に、
- あれこれ手を出す(集中が足りない)
- いいわけしながらすぐやめる(継続を打ち切る)
- 周囲からの刺激にコロコロ影響される(他人との比較)
こういう思考や行動が嫌い。潜在意識は「やっぱりや~めた」「あ、私もそれやる~!」みたいなのが嫌いなんですね。だからこれらを避け、強烈な集中力を発揮し、継続させるよう意識してみてください。きっと、何かが変わるはずです。
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