出会いがなかったり、好きな人に振り向いてもらえなかったり、本当にこの人でいいのかと不安になったり…「婚活」に悩みはつきもの。私のもとにも、婚活についてのお悩みは多く寄せられます。
今回は「婚活はしたくないけど、結婚相手に出会いたい」という女性からのご相談に答えました。
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読者からの質問:婚活をしたくないけど、出会いたいです
お見合いパーティや街コンなどへの参加やマッチングアプリを使用して婚活をしてきました。正直、婚活がおっくうで仕方ありません。「自然な形で出会いたい」という願望があり、こういった場所に行かなければ結婚できないということにも悲しく感じてしまいます。
しかし日常では出会いもなく、やはり結婚するためには婚活をするしかない気がします。どうすればいいのでしょうか?(ハンドルネーム:雪ん子さん)
いまじゃない、かもしれない
このトピックでは、多くの女性が同じ悩みを抱えています。実際、カウンセリングにお越しくださる方のご相談でも多い内容です。普段は会社と家の往復。休日も疲れているからほとんど寝て過ごしていて、無理やりにでも「出会い」の場に行かないと…と焦っている女性はたくさんいます。
これを読んで「あ、わたしのことだ!」と感じられる人も多いのではないでしょうか。しかしながら、「ひとりでは寂しい」という現実をどうにかしようとして誰かを求めても、いい人との出会いは見込めません。
実際に、わたしのクライアントさんでもそのような動機で出会って、同じように寂しさを抱えている人に出会い、その人の虚言や暴力行為にさいなまれたり、結婚詐欺のようなものに巻き込まれた方もいます。
「エネルギー」は嘘をつけないのです。なぜなら自分自身で発している、心のなかの真の感情(=エネルギー)が、同じものと引き合ってしまうからです。焦って、早くひとりを解消することがいいことではないということをまずは知ってください。でないと、ひとりのときより余計に悲しい思いをする羽目になることもあるのです。
実際、婚活に悩む女性の大半が、普段から相当な「人疲れ」をしています。要するに人に気を遣いすぎて疲弊しているのですね。そんなときは、人(=男も女も、老若男女問わず)に対して「もう誰も近寄ってほしくない」という嫌悪感を持っている場合があります。
そんなときに婚活するなんて、怒りのダイナマイトの導火線に火をつけるようなもの!無理に婚活すればするほど、「どうしてこんなろくでもない人ばっかり!」となって、余計に人間(=異性)が嫌いになります。なので、こんな気分のときは婚活をするべきではないのです。