オトナになっても、仕事も女性も追いかけたい
編集部:「30歳」という節目といわれる年齢を迎えられて、恋愛観が変わったりはしましたか?
ウィン:毎日朝起きたらまず仕事のことを考えるのですが、最近はそれと同時に「恋愛もしたいなあ」と思うようになりました(笑)。
でも30代以降は、動物的というんでしょうか、本能のまま突き進むような恋をすることはもうないんだろうなと予想しています。
編集部:いままでそんなに激しく熱い恋をされてきたのでしょうか?(笑)
ウィン:いえ、経験豊富でもないので(笑)。そういうことではなくて、衝動的に恋に落ちることはあっても、後先を考えるようになったというか、「関係を続けていく」という点で考えると、そういうこと(衝動的な恋をすること)はもうないのかなと思うようになったんです。
なぜかというと、どうしても人って、普段付き合う人や一緒にいる人に影響されてしまいますが、自分が相手に引っ張られていってしまうような関係は嫌だなあと思うようになったんです。
編集部:人間関係を冷静に見られるようになったんですね。
ウィン:そうですね。友だちとも馴れ合いのような関係があったと思いますが、自立できるようになったというか、誰かに依存することはなくなったと思います。寂しがり屋は変わらないですけど(笑)。
20代までに学んだのは、まるではけ口かのように、誰かとダラダラと一緒にいる「そのいっとき」はいいかもしれないけど、結局この依存してしまうような関係に対峙するのは自分なんだということ。どこかで自分自身が強くなって、自立しなきゃいけないんだよなあ…って思うようになりました。
編集部:かなり強くなりましたね!
ウィン:だいぶ強くなりました。8月の誕生日後に、そこに向けてずっと頑張ってきたライブがあったんですが、それが終わってから、自分でいうのもなんですが、なんか「一皮剥けた」感じがしてるんです!自信がついたんですかね。
編集部:それは素敵ですね!ちなみに、「自分が引っ張られてしまう相手は嫌」とのことですが、逆に、いま現在はどのような人に惹かれると、ご自分で思いますか?
ウィン:惹かれる女性は実は前から変わらないのですが、「自分のある人」が好きです。好きな人からは、もちろん頼られたいけど、いつも一緒にはいられないので、自立している人がいいですね。一緒にいるときもそうでないときも、ブレないでいてくれると思うので。
そもそも僕が相手を追いかけたいんですよ。まあ、ずっと逃げられても嫌なんですけど(笑)。仕事でもそうなんですよね、できないことがあるとできるまでやりたくなる性分なんです!
編集部:それはたくさんの女性が、ウィンさんに追いかけられたくて逃げちゃうかもしれないですね(笑)。確かに女性から見ても、男性に追ってもらえるような「自分のある人」は魅力的だと思います。