実は成功している人たちは、たいていスキンシップがとても上手。では、スキンシップが得意なひとと、苦手なひとの違いは何だと思いますか?
成功者の握手と、そうでないひとの握手
スキンシップって、まずは握手から始まりますよね。成功者の握手は、しっかり相手の手を握りしめ、目を見つめ、「私はあなたのことをとてもリスペクトしています。本気で一生つきあいたいと思っています。あなたに出会えて、私はとても幸せです」と、この言葉が聞こえてくるものです。
もちろん実際に声に出していってくれるわけではありません。でも、不思議なくらいはっきりと心のなかに、この言葉が響いてくるんですよ。
もし、こんな声が心のなかに聞こえたら、あなたならどう思いますか?まずはその人たちに対して、心を許しますよね。握手をした瞬間に「このひとのためなら一生懸命尽くしちゃってもいいかな」と思いませんか?
私の経験から、まだそんなに成功しているとはいえないけど、とても仕事ができると評判の人たちは、必ず「この人に自分は大切に思われている」と感じさせられるプラスのエネルギーと、安らぎのパワーを感じさせるのです。そしてそんな人たちは、必ずどんどん成功していっています。
反対に、握手の瞬間に相手が下を向いて、目も見てもらえず「まぁ、よろしく。あなたには興味はないけど、とにかくがんばりたまえ」みたいなネガティブなエネルギーを感じたら、どうでしょう?
「ああこのひとにとって、自分はどうでもいい人間なんだ」「別に自分ががんばったところで、このひとに評価してもらえるはずがない」と思うのではないでしょうか。少なくとも、「このひとのためにがんばろう!」という気持ちは、まったく湧いてきませんよね。
これって、典型的な日本の社会の握手だと思いませんか?スキンシップって、そんなにたいへんなことではないんです。とにかく、まずはしっかり気持ちを込めて握手する。そこからのスタートでいいのです。
コロナの心配がなくなったとき、相手が積極的にハグしてきたときは、それに自然に応じられるくらいの心の余裕はいつも持っていたいですね。
ハグされるということは「相手が自分のことを大切に思ってくれている」ということ。なので、もし相手がハグしてきたら、そのときは喜んで応じましょう。