コロナ禍が始まって間もないころ、あるクライアント企業の方たちと打ち合わせをしました。当初は直接面談する予定だったのですが、テレビ会議になりました。テレビ会議といっても、使うのはパソコン1台。最近は大げさなテレビ会議システムを使うことは少なくなりましたね…。
それで、テレビ会議自体は珍しくないのですが、そのときは先方が皆さん別々に、それぞれのご自宅から接続されていたのが新鮮でした。
会議そのものはわりとスムーズにできて(もちろん対面の方がいいですけどね)、思ったよりは不便もなく、テレワークがやりやすくなったなと実感しました。これが5年ほど前だと、こんなにスムーズにテレワーク対応はできなかったかもしれません。
とはいえ、テレワークには不便な面もありますし、やりにくいと感じる部分も多いかと思います。今回は少し快適に、少し効率よくテレワークを行うために役立つかもしれない話題です。
仕事をするスペースとして
現在は、テレワークをする人が増え、なかには多少のやりづらさを感じている人もおられると思います。たとえば「自宅では仕事に集中しにくい」というかたもいると思います。仕事とプライベートの切り替えがしにくい…そんな感じです。
私は在宅でも仕事をしておりますが、在宅で仕事をするときの環境としては、できれば、プライベート空間と少しわけるような形のほうがいいと思います。
たとえば、仕事用のスペースは壁に向かって座るレイアウトにする。そこで目に入る空間にはプライベートのものをあまり持ち込まないようにする。そういう工夫だけでも、気持ちを切り替えやすくなります。
逆によくないのは、リビングで部屋の中央に向かう方向で座っていて、そこで家族がテレビを見てたりしたら…なかなか仕事モードにはなれないですよね(特にテレビはよくないです)。
あと、仕事をするスペースを考える場合には、テレビ会議のことも考慮するといいかもしれません。たとえば窓を背にして座っていると、PCのカメラで撮影した映像は逆光になり、顔がわからない(シルエットだけになる)場合があります。