香りのおしゃれ、はじめませんか?
気温もぐっと下がり、長袖の洋服が必要な季節が近づいてきましたね。こんな秋のはじまりにおすすめしたいのが、香りのおしゃれです。
「スポーツの秋」
「読書の秋」
「芸術の秋」
「おしゃれの秋」
などいろんな秋がありますね。
「おしゃれの秋」にさらに華を添えてくれるのが香りです。ここでは香水についてご紹介していこうと思います。
香水はもちろん年中つけていいものですが、初心者の方がはじめるのにいい季節は秋なのではないかな、と思っています。
夏は汗をかくので、香水の匂いと混ざって変な臭いになってしまう失敗が起きやすいです。また、気温が高いと香水の香りがキツく感じる傾向にあるので、なかなか難しいのです。
その点、秋なら汗もほとんどかかない季節ですし、「おしゃれをしたい!」という気持ちも相まって、香水選びが楽しい季節なのではないかな、と感じています。
「この香りを嗅ぐとこの情景を思い出す」ということがよくあるように、香りはその人をより印象づけるためのアイテムです。
香水のキホン「香りの濃度」
香水は濃度によって異なる名前がついています。
- パルファン(15~25%/5h~半日)
濃度が高いので、少量でよく香り、持続時間も長いです。
- オードパルファン(10~15%/5hぐらい)
- オードトワレ(5~10%/3hぐらい)
濃度が低めで、カジュアルに使いやすいです。
- オーデコロン(3~5%/2hぐらい)
持続時間が短いので、リフレッシュするときに使うのに便利。たっぷり使ってもtoo muchになりづらいので、初心者の方にもおすすめです。
香水のキホン「香りのノート」
次は香りのノートについてです。
香水を買いに行くと、ピラミッドの絵が描いてあり、そこに香りの成分の名前が書いてあるものを見たことはありませんか?
これは、香水の香り方についての図で、つけたてから香りが消えるまでの間にどのような香りが香るのか、を表しています。
- トップノート
つけたての時の香りです。揮発性の高い柑橘系が使われることが多いです。
- ミドルノート
フレグランスの核になる部分で揮発性の低い花の香りがよく使われます。
- ラストノート
最後まで続く香りがこれです。
デパートなどで香水の香りを確かめる際は、ムエットと呼ばれる細い濾紙のようなものを使うことが多いです。トップノートなどの関係を知れば、ムエットでその場で確認できるのは、トップノートだということがわかります。
どんなふうに香りの変化があるのか、を知りたいときは店員さんに断ってムエットをもらい、時間が経ってからの匂いを確認するのがいいと思います。
ただ、香水は人によって香り方が違う、といわれることがあります。その人の体臭や体温などによって、微妙に香り方が違うので、「これを買おうと思っているけど、本当に自分に合うか知りたい」というときは、店員さんの許可を得て、手首などにスプレーするのがよいと思います。
複数の種類の香水を自分にかけてしまうと、香水の匂いが混ざって臭くなるうえに、何のにおいか判別できなくなってしまうので、ひとつに絞るのがおすすめです。