魅力的だったポイントも、マイナスに見える
たとえば、恋愛初期に「彼はとてもまじめに仕事をする人」だと感心していたのが、ロマンスが薄らいでくるころには、「彼は私には興味をそんなになく、仕事ばかりしている人」などと見えてしまったりします。また、「男らしい人」と魅力に感じていた部分は、「女心がわからない、ただの粗野なヤツ」となってしまうかもしれません。
そして、気づいていただきたいのですが、あなたがそのようなネガティブな目で相手を見てしまうと、人間ですから、必ずそういうふうに見えてしまうわけです。
たとえば、「男だから、必ず浮気をするはずだ」という目で見ていると、彼のちょっとしたことに対しても、あなたは疑い深くなってしまいます。それはまた、彼が愛しにくい、嫉妬深い女にあなたをしてしまうこともあります。すると、彼の感情のなかでも、ロマンスのときには「情熱的に僕のことを愛してくれる彼女」であったあなたが、「嫉妬深くてウザイ女」と変わってしまったりするわけです。
どうしたらあのころのふたりに戻れる?
そこできょう、みなさんにお教えしたいうまくいく恋愛のヒケツは、「パートナーを変えようとするのではなく、あなたがパートナーを見る目を変える」ということです。
パートナーのふるまいで、あなたはいやな感情を感じているのだから、あなたはパートナーのことを変えたいと思いますよね。でも、そもそも、あなたにはパートナーの悪いところしか見えていないわけですし、それではただケンカの原因を増やすだけです。
そうではなく、「私は、完全なはずのパートナーを不完全なもののようにしか見ることができません。どうか、パートナーのなかにある美しさやすばらしさを、しっかりと見て感じられる私になれますように」と祈ってほしいのです。
そう。この時期のふたりの関係に本当に必要なことは、おたがいにそのような目をもって、もう一度見つめ合うことなのかもしれません。
そして、もしあなたがもう一度、パートナーのことをそんな美しい目で見ることができたなら、あなたのパートナーもきっと、あなたのその美しさに惚れ直すことでしょう。それによって、あなたがいまいちばんほしいもの「ロマンス」や「情熱」や「やさしさ」が手に入るはずなのです。
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