こんにちは。子育て・ママのライフスタイル応援コーチング愛川よう子です。
最近では夫婦で家事を分担することが当たり前になってきたイメージがあります。しかし、まだまだ母親というのは、子どもの健康や学校のトラブルなど、思いがけないことが突然ふってかかり、1日の予定を変えざるを得なかったり、大事な機会を損失したり…と切ない生き物だと思います。
でも、これまで何度となくそういう経験をしてきてしまったことから、深呼吸をし、心を落ち着け、「仕方のないことなんだ」といい聞かせ、平常心を保ち、気持ちを切り替える術を身につけた。
それでいい。きっと大丈夫。周りもきっとわかってくれる。だから前をむいて、進もう。母親は強いのだ。
以前、こんなつぶやきをfacebookでしたら、たくさんの「いいね!」やコメントをいただきました。それだけママたちみんな「あるある」「わかる」出来事なのですね。
ママたちの現実
家族の病気や家事、炊事、子どものお世話、学校のよびだしなど、日々のことで私たち主婦は自分のやっていることを途中でストップしなければいけないのが現実。
私の周りには、ワーキングマザーや個人事業主として起業をされているママ、起業を志して学びの途中のかたがたくさんいるのですが、実際こうしたママたちは「家庭のことで自分の仕事を全キャンセルせざるを得ない」なんてことが度々あるそうです。
私はかつて会社員をしながらコーチングスクールに通い、2年かけて勉強を続け、資格を取得。その後15年勤めた会社を退職し、コーチとして起業しました。セッションをするのは、子どもが寝静まった夜の22時から。ブログを書いたり予習復習をするのはその後の深夜24時から。大変だと感じたときもありますが、何しろ好きでやりたいことでしかないので夢中でやってこれました。
ただ、あちこちで開催される勉強会などは平日の日中か夜19時からの開催だったため、そのほとんどに参加することができませんでした。ですから、100人コーチングのセッションを重ねることも、資格取得も、牛歩のペースでした。
チャンスは見過ごさないで
私たち母親は、いつもこういう学びや起業を考えたとき、焦りがつきまといます。圧倒的に時間が少ない。学びたい場所に好きに出かけていけない。毎日の家事や子どものお世話はストップできない。そんななか、周りの人はキラキラしてたり、何もかもうまくいってるように見えたり、幸せそうに見える。「あの人はいいな、私はこれもあれもできない」って…。
そんな焦りや不安な気持ち、とてもわかります。たしかにそれも事実として否めませんが、だからこそ伝えたいことがあります。こういう私たちにしか得られないものがある。そんな私にしかできないことがある。そんなあなただから伝えられることがある、ということです。
だから、あるものに目を向けましょうね。私たちママにとっては、子育ても大事な仕事。こうして過ぎ去っていく日々は、二度と戻ってこないのですから。だからこそ、私たちはそれだけ大切な大仕事をしてるんだと胸をはってほしいんです。
ママであることをいいわけにせず、強みにかえて、いまの幸せをしっかり認識して一歩ずつ進んでいきましょうね。誰と比べる必要はありません。焦りは禁物です。
たとえいまは病気のお世話でかかりきりになって、仕事や勉強が止まってしまっても。それを乗り越えていける自分は、絶対に後々の自信や力になります。「私ってすごいじゃん!」って。ただし、「いまだ!」というときはママであること、時間や制約をいいわけに、チャンスを見過ごすことは違いますよ。
焦らないことと、何かをいいわけにして行動しないことは別物です。それだといつまで経ってもなりたいあなたにはなれませんからね。いつも応援しています!
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