板前歴23年の元料理人、佐藤です。ゴールデンウィークに家族や友人とアウトドアを楽しむというかたも多いのではないでしょうか。
そこできょうは「キャンプ飯」としてのアレンジが密かに話題になっている「缶詰」を使った、「手間なし!簡単!酒がすすむ一品料理」を伝授します。
この料理は、いわしを油漬けにした缶詰「オイルサーディン」にチーズと海苔を入れてグリルで焼くだけの超簡単料理。これが手間がかからずうまい!いわしが油漬けになっているのでチーズと相性抜群。こってりだけど旨みが強く、クセになる味ですよ。
「磯の香りいわし缶詰のトロトロねぎチーズのグリル焼」の材料(1人前)
- オイルサーディン:1缶(内容量100g)
- ピザチーズ:20~30g
- 濃口醤油:少々
- もみ海苔:適量
- 刻みネギ:少々
「磯の香りいわし缶詰のトロトロねぎチーズのグリル焼」の作り方
1.オイルサーディンはふたを開け、中の油分を1/3残してダラダラ~と捨てます。グリルに火をつけ、強火にして網のうえにオイルサーディンを缶ごとのせて加熱。時折、なかをのぞいてプツプツ沸いてきてないか確認してください。
2.2分くらい経つとプツプツ沸いてきます。プツプツし始めて、1分ほど加熱し、なかまで熱を通します。
3.一度取り出し、フライ返しなどにのせ、片方の手で鍋つかみを使い缶が落ちないように添えます。濃口醤油を少量(ポタ、ポタ、ポタ、ポタと4~5滴)ちらして、もみ海苔を表面全体にふります。
4.そのうえにタップリのピザチーズをびっしりのせます。いわしが見えなくなるくらいのチーズで埋め尽くします。
5.再度グリルの強火で加熱します。チーズがトロトロ~と溶けて、表面に焼色がついたらできあがり!油分が多いので温度が高くなり、チーズがすぐ溶けます。目を離すと焦げるので、よくみながら加熱してください。
6.キッチンペーパーを畳んで平らなお皿に敷いて、グリルから缶ごと取り出しお皿にのせます。刻みネギをまんなかにバサッと、もみ海苔のクズを一文字に盛って完成です。いわしにネギ、チーズ、海苔をしっかり絡めて食べてください。この食べ方が1番おいしいです!
オイルサーディン缶のふたを開け、グリルで焼いて、海苔チーズをふって再度焼いてチーズが溶けたら、ネギ、海苔をちらすだけ。とっても簡単、調理時間もたったの5~6分。これだけなのに一口食べたらすぐまた次の一口を食べたくなる、クセになる味が楽しめます。酒のおともにするならビールが合うと思いますよ!
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