世のなかにはさまざまな人がいるもの。多くの人のなかから好きな人と出会い、付き合うことになるのですが、「えっ何この人?ありえない!」という瞬間が訪れてしまうこともあります。
ときには、付き合ってから数カ月すぎて自然体でいられるようになったときこそ、パートナーのありえない行動に絶句することも…。きょうは3人の女性の「別れてよかった」と思うトンデモ彼氏エピソードをご紹介します。
Aさんの場合:本当にこんな人いるんだ、と衝撃を受けたサークルの先輩
「大学生になって初めての夏。以前からかっこいいなと思っていた、同じサークルの先輩と付き合うことになりました。
2歳年上の先輩は20歳の誕生日に車を買ったそうで、ドライブデートに連れていってくれました。別に高級車っていうわけじゃないけれど、ちょっと前まで高校生だった私にとって、運転姿の先輩はとってもかっこよくみえたんですよね。
初めてのドライブデートは海。“夕日が沈むところを見えたらいいね”なんていいながら、会話は弾んでいたのですが…そんな楽しい時間はすぐに過ぎ去ってしまいました。
きっかけは、私がいった何気ない言葉。それが彼のプライドを傷つけたようで、“おい、なんだよ。いまのいいかたすげーむかつく”と突然怒り出し、車内は険悪なムードに…。私も素直に謝ればよかったのですが、引き下がれずにいいあいになってしまったんです。
すると彼が、“降りろ!”といい、車は急停車しました。私はよくわからないまま、見知らぬ場所で降ろされたんです。“うわ、本当にこんなことする人いるんだ…”と、どこか他人事のように考えながら、私はGoogleマップで最寄り駅を調べました。
最寄り駅までは、歩いて40分。都心から離れた海の近くには駅が少なかったんです。ひとりでとぼとぼ歩いていたら、涙が出てきて。その日は無事に家に帰れましたが、先輩からの連絡はありませんでした。
先輩とはもうそれっきり。サークルも、居づらくなってやめました。最悪の夏の思い出です」