Cさんの場合:4年間の交際の末、同棲した細かい彼氏
「大学生のころから付き合っている彼氏とはもう4年。なんとなく結婚も意識し始めてきたころ、自然な流れで同棲することになりました。
一緒に住んでいて再認識したのですが、彼はけっこう細かかった。いや、かなり細かかったです。彼は機械系のエンジニアで黙々と仕事するタイプでした。
私に何かいってくるわけではありませんが、私がたたんだ服をもう一度たたみ直しているところを何回か見て、ショックを受けることもありました。
ある日、お風呂上りの彼が“設定変えた?”と唐突に聞いてきました。どうやらお風呂の水の量を増やしたのが気に入らなかったらしいのです。彼は、水道代があがると少々怒りぎみでした。“ちっちゃいな~”私の何気ない一言で状況は一変。
“ずっと思ってたんだけど、お前ってほんと雑だよな。服のたたみ方も雑だし、食器の洗い方も雑だし、ぜんぶ適当なんだよ。俺への接し方も適当だなって感じるときもあるし。同棲前は待ち合わせに遅れてきてたよね。俺はさ、待ち合わせ時間の5分前には着いてたわけ。待つの嫌だけど遅刻するのも嫌だからずっと我慢してたわ。しかも、遅れてきたときはごめんのひとこともなかったよね。あれってさ…”
彼は5分近くひとりで話し続けたんです。“よくそんなにも話せるよね”、私はいたって冷静でした。
“聞いてるの?俺はさぁ、結婚だって考えて、か、かんがえて、さぁ…”突然、彼の声は裏返りました。止まらない涙。彼はぐしゃぐしゃになって泣き叫んでいました。なんだか私はその姿に呆れてしまって、数カ月後に別れを告げました」
以上が、3人の女性が出会ったトンデモ彼氏でした。もちろん彼氏だけがすべて悪かったわけではなく、素直になれなかったAさんや人柄をあまり知らずにステータスだけで恋人を選んでしまったBさん、彼に歩み寄ろうとしなかったCさんにも改善点はあります。
3人のようにならないためには、顔でも年収でもなく、ある程度の「寛容さ」を重視してパートナーを選ぶことをおすすめします。相手を思いやる気持ちがあって、束縛なんてせず突然感情を取り乱すこともない寛容な人。そんな素敵な人とは、精神的な安定が得られるでしょう。
これは、自分自身にも必要ですし、ずっと一緒にいるうえで大切なこと。いま恋愛中の人も、これから恋愛をする人もぜひ把握しておきましょうね!
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