Bさんの場合:SNSアカウントを勝手に消去するエリート
「合コンで知り合った商社マンといい感じに。当時25歳の私は、そろそろ結婚も意識して将来を考えられる男性と付き合いたかったんです。
慶応卒・商社マン・28歳・小栗旬似・年収1,000万円以上。正直、“これ以上の人はなかなかいない!”と一生懸命アプローチしました。そして、何回かデートをしてとうとう付き合うことになったんです。
年上彼氏のエスコートは、いま振り返っても完璧でしたね。“仕事もできるんだろうな。商社マンって忙しそうだし、あんまり連絡とれないかも”なんてことを考えていたのですが…。
(月曜日 AM7:02)「おはよう」
付き合った翌日の朝、彼からLINEが届きました。“おはようとか送るタイプなんだ、意外だな”と思いながらスタンプで返すと…
(月曜日 AM7:11)おーい、ちゃんと起きてんのかよ
(月曜日 AM7:15)スタンプだけってまじでありえないから
(月曜日 AM7:27)無視すんなよ
少しスマホを見ないあいだに、彼からのLINEが8通もきていたんです。“あれ?月曜日だよね?仕事は?”なんて思いながら、“けっこうやばい人かも”と気づき始めました。
(月曜日 PM20:03)おつかれ。おしゃれなランチ食ってんな笑
彼はどうやら合コンメンバーに私のInstagramのアカウントを聞いたようでした。それからずっと私の投稿やストーリーズをチェックしていたようで、私が投稿したらその投稿に対するコメントをLINEで送ってくるのが正直きもちわるかったのを覚えています。
ある日のデート中、インスタの投稿に男性からのコメントがついたことに気づいた彼に、「お前、モテてるな」といわれ…男性との接点が少しでもあると、嫌がったのです。そして、とうとう「インスタをやめてほしい」といいだしました。
イラついた私は彼を無視して席をたちました。しかし私のスマホのパスワードを把握していた彼は、その隙に私のアカウントを黙って削除していたんです。
幸い、アカウントはすぐには完全に削除されないので、無事復活させられましたが、率直に彼の行動が信じられませんでした。
やたらプライドが高い彼は、何もかも自分の思い通りにしたい性格。束縛もひどい。ストーカーになられても怖いと思ったので、私は彼と自然消滅を図りました。その後もしばらく彼からのLINEは鳴りやみませんでした」