「○○くんって、いい人だよね」
「いい人だよね」の言葉のなかにはいろいろな思いが込められています。優しい、気が利く、丁寧、思いやりがある…そんな思いをすべてひっくるめて「いい人」という言葉が出てきますよね。しかし彼氏にとっては「俺っていい人どまりの男なの?」ととらえられてしまうので注意しましょう。
よく漫画やドラマで「いい人どまりのポジション」という人、いませんか?すごくいい人なのに、恋愛関係までには発展しない。いい人で終わってしまって、それ以上のよさや魅力が見いだせない。
こちらがそう思っていなかったとしても、「いい人」といわれた彼はそんな風に感じてしまいます。「付き合っているんだから、そんなわけないじゃん!」って思うかもしれません。しかしたとえ恋人同士だったとしても、そのいってはいけない褒め言葉によって傷つく男性もいるのです。
そのため、彼氏のことを褒めるときは具体的なワードを出すのがコツ。「頼もしくて素敵だよね」「気が利くよね、優しいところがとっても好き!」というふうに、ストレートに受け取れる言葉選びを心がけましょう。あいまいな表現で気持ちを伝えるよりも、具体的な言葉を送るほうが心に響きやすいですよ。
「元カレよりすごい!」
どんなに彼氏が元カレより優れている部分があったとしても、比べるのはNG。「元カレより~だよね」というセリフはいってはいけないので気をつけましょう。
「いまは俺と付き合ってるのに、なんで元カレの話が出てくるの?」と、彼氏に思われてしまいますよ。せっかく褒めていい雰囲気になりそうなタイミングでも、たったひとこと「元カレ」という単語のせいで険悪なムードになってしまいます。
これまでいろいろな経験を重ねた結果、いま素敵な関係を築き上げたおふたりです。ここにくるまでさまざまな恋愛を経験してきたかもしれませんが、いまはおふたりの関係に集中し愛をはぐくんでいるところですよね。
とはいえ新しい恋を始めた瞬間に古い恋をすっかり忘れることなんてできませんから、あなたも、もちろん彼氏も過去の恋愛を思い出してしまう場合があるでしょう。
しかし、その思い出をいまの彼氏の前で口に出すのは控えてくださいね。自分に置き換えてみましょう。彼氏に「元カノはこうだったんだよね」といわれたら、なんだかモヤモヤしませんか?
「どうしていまその話するの?」「まだ元カノのこと、忘れられないの?」と苛立ちを感じる人も多いはずです。それはあなただけではなく、彼氏にとっても同じですよね。
たとえ元カレより優れていると思ったとしても、その言葉はぐっと飲みこんで。彼氏のことだけを褒めるようにしましょう。誰かと比べなくても、あなたの思いはちゃんと彼氏に伝わりますよ。