共依存ミニチェックリスト
これからの質問については、「YES」か「NO」の2択でお答えください。「どちらとも言えないな…」という質問については、「どちらかといえばYESかNOか?」を考えて選択いただければ結構です。
なお、かなり簡略化したチェックリストとなっているので、YESが多いから共依存だとか、NOが少ないから共依存じゃないといった短絡的な判断はおやめくださいね。あくまでも「目安」「傾向」として捉えてください。
では、さっそくはじめていきましょう!
- 人から理解されたり共感されたり感謝されることがなく、いつもいいように利用されているように思う。
- 何かがうまくいかないのは、自分の努力が足りないせいだと、いつも自分を責める。
- 愛されること、誰からも嫌われないことが、人生でもっとも重要なことだと思う。
- 相手が怒らないようにするためには、あらゆる努力を試す。
- まわりから「どうしてあんな人と一緒にいるの?」と言われることが多い。
- 相手から拒絶されることを避けるためなら、あらゆる努力を試す。
- 穏やかな関係性よりも、アップダウンの激しい恋愛に情熱を感じる。
- 自分がどう感じるか、どうしたいのかよりも、相手がどう感じるか、どうしたいのかを優先する。
- 相手が望むことなら、自分はどんな犠牲でも払う。
- 愛する人が、たとえ社会的に非難されるようなことをしたとしても、愛する人を守るためなら、愛する人に愛されるためなら、私も喜んで社会的に非難されるようなことに手を染める。
- 私の気分のアップダウンは、相手が私のことを認めてくれるかどうかにかかっている。
- 相手が問題を抱えているのは、これまでの人生で私のような献身的な人と出会ってこなかった可哀想な人なのだと思う。
- 献身的に世話を焼いていれば、いつか相手も私に心を開いてくれると思うし、それが頑張るモチベーションになっている。
質問は以上です。
かなりザックリしたチェックリストですが、共依存状態にある人の多くは、13個の質問のうち10個以上に「YES」と答える傾向があります。そして、自分は自立した人間だと思っていたが、実はそうではなく、誰かと共依存関係を維持することによって自立的なふりをしている依存心の強い人なのだということに気づいて愕然とします。
共依存というパターンから抜け出すには、はっきりと自覚することで現状の立ち位置を知る必要があります。言い換えるなら、しっかりと自己受容することで、「じゃあ、ここからどうするのか?」という変化のきっかけを生み出せるのです。
bythemでは、大人になってもあなたを苦しめる『「毒親の呪縛」を本気で断ち切る実践トレーニング』を連載していきます。毒親育ちのかた、共依存から抜け出せずにいるかたは、ぜひ参考にしてくださいね。
【連載】『「毒親の呪縛」を本気で断ち切る実践トレーニング』
【1】「生きづらさ」の根本にあるものは…?私の幸せを阻む「毒親」の呪縛
【2】私は「毒親」育ちだったのか?いま、生きづらさの原因を考える30の質問
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