「おせっかい」にはどう対応する?
悩み状態のときは、勝手にこちらにアドバイスをしてくる人、マウンティングをしてくる人もいます。いわゆる「おせっかい」です。
原因としては自らの話の端々に悩みが入っていることで、相手が勝手にアドバイスしてくる状態が形成されるのですが、これは逆に自らのふわふわしている部分を固めるのに使えるなと思っています。
体力勝負のアナリスト時代は、「女性は体力ないし難しい」とか、「アナリストなんて時間対比割に合わないから営業をやったほうがいい」とか、アナリストではない営業やトレーダーの同僚から別に相談してるわけでもないのに好き勝手にいわれました。
いま振り返ると、好き勝手なアドバイスと思いますが、その当時は「そうなのかもしれない」と少しダメージがあったのも事実です。当時、そこで「私はトップアナリストになりたいんですけど、逆に何が足りないと思いますか?」くらい聞いて、自らの意思を発信する機会として使えばよかったなと思っています。
まとめると、悩んだときには、悩みを身近な人に相談せず、マウンティングを自分の方向性の明確化にうまく利用するのもひとつ方法だということです。
最後に…
私は仕事での悩みばかりで人間関係や生活において悩みがあまりないと冒頭に書きましたが、普段は自然と「自分」という性格を前面に出していて、あまり「受け入れられなかったら?」という感覚がないからだと思います。
仕事だと受け入れられない恐怖もあり、だから身近に相談したり、勝手に上から目線のアドバイスが振ってきたりするのですが…不思議なものですね(独身時代、「だから結婚できないんだよ」といわれると、「私、こういう人が好みなんで知り合いにいたら紹介してください」と積極的にいえたのに、仕事に関するものだと強くいえないというのは私の悪い特徴です)。
- image by:Unsplash
- ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。