こんにちは。韓国在住3年目、日本語教師兼ライターのHAZUKIです。
きょうは、「韓国の今どき女子の間で流行っている3つの習い事」をご紹介します。
前回の記事でもご紹介したように、韓国人は日本人に比べて、趣味や習い事にお金を使います。これらにお金や時間を投資することで、未来の自分に役立つと考えている人が多いのです。
ですから趣味といっても、健康のための運動や、いつか仕事に役立ちそうな外国語、(ゲームにあまり詳しくない私からすると)プロ並みの設備をそろえた本気のゲームといった未来志向のものが多いです。
塾に行く頻度も高く、習い事も週3コースが一般的です。週1から通える塾や習い事はほぼありません。私の働いている塾でも、「週に2回以上、3ヶ月から」の契約がベースです。
そんな風に趣味も本気の韓国人、特に今どきの女子に流行っている習い事はなんでしょうか?さっそく見ていきましょう!
いま、韓国人女子に人気の3つの習い事
1.ピラティス
日本でも人気のピラティス。少し前まではヨガ教室がにぎわっていましたが、最近はピラティスが流行っています。
ピラティスはヨガに比べて専用器具を使用することもあり、少人数授業が多いですよね。コロナ禍で密を避けるようになったいま、比較的少ない人数で行われるピラティスは、韓国の今どき女子には外せない習い事のひとつです。韓国の今どき女子のSNSには、ピラティス関連の投稿がたくさん上がっています。
実はピラティス、いまは女性だけでなく、男性にも人気です。女性だけのグループ授業はちょっと…という方は、個人レッスンを受けているようです。ピラティスのレッスンを受けている日本語教室の男性生徒は、「仕事で溜まったストレスを、身体はピラティスで、心は日本語の勉強で癒している」と話していました。
2.外国語(特に会話)
韓国は言わずと知れた、超学歴社会です。みんな勉強するので、期待されるレベルもどんどん上がっているようです。
私が聞いた話では、「TOEICのスコアを記入する際、文系なら800点、理系なら700点以下ならむしろマイナスイメージになるので書かない方がいい」とのこと。カフェやスタディカフェに行くと、TOEICの勉強中の学生をすぐに見つけることができます。
このように、資格証の勉強はもともとしていた韓国人ですが、会話の実力を伸ばすために、塾に通う人も多いです。社会人の場合、外資系だったり外国と取引があったりする人は、会社が授業料を負担してくれることも多々ありますが、会社が負担してくれなくても個人的に習っている人はたくさんいます。
新型コロナウイルスの影響でいまは海外旅行ができませんが、「新型コロナが収束するまでにマスターして、好きな国に旅行に行く!」と思われている方も多いようです。
私の日本語の授業でも、新型コロナ出現以降、趣味や自分磨きの一環として日本語を始める若い女性の生徒が増えました。中国語、英語の知り合いの先生に聞いてみたところ、他の言語でも同じだそうです。
日本でも韓国語の勉強を始める人が増えたと聞いたことがありますが、同じような理由からでしょうか?