2.「声がけ」ってとても大切
家事分担以外でわが家で心掛けていることは、声をかけることです。
会話するということ自体が大切なコミュニケーションであることはもちろんですが、それ以前にお互いに声をかけていくことの大切さを約6年間の同棲生活のなかで感じる場面が多々ありました。
今回この記事を書くにあたり、彼女にも「僕たちが円満でいるために気をつけていることはなんだと思う?」と質問したところ、「挨拶をすることと、ありがとうとごめんなさいをちゃんと言うこと」と言っていました。なので、これは僕たちの総意です。
声をかける内容は彼女も言っている挨拶と、「ありがとう」「ごめんなさい」。特に日常のなかでは「ありがとう」の一言を惜しまずに都度伝えていくことを大切にしています。
たとえば前述した家事を行う際、僕たちはお互い自分がやった家事を「これやっておいたよ!」と気軽に報告し合い、報告を受けた側は必ずそれに対して「ありがとう」と返すようにしています。
これは同棲を始めたころ、僕が家事をやるたびに彼女が欠かさず「ありがとう」と言ってくれたことがきっかけでできた習慣です。「ありがとう」と言ってもらえることが嬉しくて、僕も彼女の真似をするようになり、それ以降続いています。
いちいち報告し合うことは一見面倒に感じるかもしれませんが、慣れるとそうでもありません。むしろ家事を行う際のモチベーションになりました。
相手からも「ありがとう」をもらえることで、お互いが感謝していることがわかり、家事に対する不満があったとしても、次からなおすことができる程度の不満に留まっています。
また、相手が感謝してくれていることがわかると、お互いの仕事の繁忙期などに家事ができなかったり、多少自分のほうに偏ってしまったときでも「お互いさま」だと思うことができますよ。
挨拶は特筆することはあまりないのですが、朝の挨拶や食事の前後、就寝前には必ず挨拶をしています。当たり前ですが、「いってらっしゃい」や「ただいま」などはひとり暮らしではしない挨拶なので、それができることが嬉しいです。
「ごめんなさい」と謝ることは仲がいいからこそ言わない、言えない状況になることもありますよね。
僕たちの関係は円満だと思いますが、それでも些細なことで思いがけずケンカになってしまう日もあって。どんなに普段「ごめんなさい」を伝えるように心がけていても、いざそのときになるとつい意地を張ってしまいそうになることがあります。
同棲をはじめてからいまのところ、自分にも少しは非があるケンカがほとんどなので、「ごめん」と謝りながらなにが嫌だったのかなど自分のそのときの気持ちも伝えるようにしています。
ケンカをしても、結局は彼女とこれからも一緒に過ごしていきたいというのが本音。なのでこれからもケンカをしたときは、謝ってお互い向き合っていきたいですね。