みなさんのご家庭では、夫婦のどちらが家計を管理していますか?そのやり方に、あなたやパートナーは納得していますか?
家計管理の仕方は、家庭ごとに違います。家計に関する妻側の考えはメディア等で目にすることがありますが、夫側はいったい自分の家庭の家計管理の仕方や自分のお小遣いの額をどのように思っているのでしょう?
今回は、株式会社GVの情報メディア「まねーぶ」が、全国20代~60代の既婚男性300人に対して実施した「家計に関する意識調査」の結果をご紹介します。
家計管理をしているのは夫?それとも妻?
令和の時代において、世の中のご家庭は夫婦のどちらが家計を管理しているのでしょう?またその家計管理方法について、夫は満足しているのでしょうか?
既婚男性に家計管理を誰が担当しているかを聞いたところ、「妻が管理して夫に必要分を支給(38.0%)」が「夫が管理して妻に必要分を支給(24.7%)」「夫婦別々で管理している(20.7%)」「2人で管理している(16.7%)」を上回ったものの、顕著な差は見られませんでした。
お金の管理が得意な方が担当していたり、夫婦でよく相談して管理方法を決めている家庭が多いのでしょう。現在の家計管理については、約80%の夫が「満足している」という結果が得られています。
一方「満足していない(19.7%)」夫の多くは、自分が自由に使えるお金が少ないことや、自分の家計負担が大きいことを不満に思っているようです。
夫が自由に使えるお金はいくら?
夫が自由に使えるお金は毎月いくらでしょう?また、そのお金を何に使っているのでしょうか?
夫が月に自由に使えるお金については、「1万円~3万円未満」と回答した人が45.3%ともっとも多くなっており、「3万円~5万円未満(22.0%)」「1万円未満(21.7%)」と倍以上の差をつけています。
令和の夫のお小遣いは「1万円~3万円未満」が相場と言えそうです。
またこの金額についても「妥当である」と回答した人が「少ないと感じている」と回答した人を大きく上回っています。もう少しお小遣いが増えたらな…とは思いつつも、現状では「家計管理方法にも満足しているし、妥当なお小遣いがある」と考えている男性が多そうですね。
使い道については、「趣味」(178人)、「昼食」(161人)、「嗜好品」(143人)といった順に多くなりました。
「貯金、へそくり」が80人いることも気になりますね。この調査では、約3人に1人の男性に、家族に内緒の収支があることもわかっています。