こんにちは。韓国在住歴3年、日本語教師でライターのHAZUKIです。Webメディア「by them」で、韓国の今を切り取り、生の情報をお届けしています。
みなさん、Netflix(ネットフリックス)で配信されている韓国のドラマ「イカゲーム」はもう観ましたか?筆者はあまりの面白さにオールして一気見し、最近2回目を観終わりました。
今回は、2021年9月17日に全世界で公開されて話題になっている「イカゲーム」に対する韓国人の反応をご紹介します。みなさんのまわりの日本人の反応と比較してみてくださいね。
「イカゲーム」とは?
そもそも「イカゲーム」って何だかご存じですか?
筆者もドラマを観て知ったのですが、いまの中年層が幼いころにやっていた子ども向けのゲームなのだそうです。自分の陣地を守りながら相手の陣地を奪うゲームであり、このゲームで使われるフィールドがイカのような形であることから、「イカゲーム」と名づけられたそうです。
このドラマは、「イカゲーム」をはじめ、「ダルマさんが転んだ」「ビー玉遊び」「飛び石ゲーム」など、大人たちが幼いころにやったゲームを、大金を手に入れるために命を懸けて戦うというストーリーです。
韓国人の「イカゲーム」への反応は?
韓国でも「イカゲーム」はかなりのブームになっています。最初はあまり興味がなかったけれど、あまりにも話題になっているので、遅ればせながら観てみたという中高年層が多いようです。
また韓国では、「イカゲーム」とコラボすることで確実に話題になるので、企業がこぞってコラボをしています。日本にもあるハンバーガーショップ、ロッテリアも「ブラックイカバーガー」という限定メニューを販売しました。
ハロウィーンの日、韓国のSNSでは「イカゲーム」の赤いユニフォームや緑のジャージを着た写真をアップロードしている人が多くいました。バラエティー番組やYouTubeでも「イカゲーム」のパロディがたくさん配信されています。
筆者の教室の生徒さんは、「正直、『イカゲーム』は観ていないけれど、有名なセリフやシーンは生活していて勝手に入ってくるのでわかる」と言っていました。
「イカゲーム」は、日本でいう『鬼滅の刃』くらいのブームだといえると思います。それほど韓国では大流行しています。
しかし公開からしばらくたったいま(2021年11月1日時点)、「イカゲーム」のNetflix総合順位は2位に下がりました。韓国人は熱しやすく冷めやすい性格なので、もしかしたら割とすぐにブームが去るかも?なんて言われています。