クリスマス(25日)は休日
韓国では、クリスマスは休日です。この日は学校も会社も、みんな休みます。今年は12月25日が土曜日なので、「損した気分だ」と生徒さんが話していました。
韓国ではクリスマスだけではなく、お釈迦様の誕生日も祝日になります。今年は、5月19日の水曜日でした。
ちなみに昔からクリスマスも釈迦誕生日も、教徒でない人も一緒に楽しむ日として認識されています。日本ではクリスマスはみんな楽しみますが、釈迦誕生日は仏教徒でなければ特に何もしませんよね。
クリスマスは仕事もない日なので、家でゆっくりしたり、イルミネーションを見に外に出たり、家族やカップル、友達と過ごしたりするなど特に決まった過ごし方はないようです。
ちなみに筆者の韓国人夫は、筆者と付き合う1年前のクリスマスは友達と24日の夜からずっとオンラインゲームをしていて、気づいたら26日になっていたそうです。
筆者の周りの韓国人は日本人に比べて「クリスマスに私は一人…」と悲しんでいる人はあまりいないように感じました。
クリスマスにチキンは食べない
日本でクリスマスといえば、ケーキ、そしてケンタッキーなどのチキンを想像する人が多いのではないでしょうか。
筆者もテレビCMで「クリスマスが今年もやってくる」というフレーズを聞くと、「ああ、クリスマスだなぁ」と感じます。
日本人からしたら当たり前ですが、韓国の人からしたら「クリスマスにケンタッキー!?」と不思議に思うようです。
韓国では、日本に比べてチキンを食べる機会が多め。筆者も週に1回は出前でチキンを食べますし、友だちの家で集まったときも「チキンでも食べる?」という流れでチキンを食べることも多々あります。
韓国の記事によると、韓国内での1人当たりの鶏肉消費量は13.8キログラム。1970〜1980年に「チキン丸焼き」「ケンタッキー」が流行して以来、国民的な食べ物になったそうです。現在は、韓国内のチキンブランドだけでも約300あると言われています。
このように普段からチキンをよく食べるので、クリスマスにわざわざ食べることは日本に比べて少ないです。チキンよりも、ちょっと高めのステーキを食べることが多いんだとか。
ほかにも最近は「オーダーメイドケーキ」がはやっているので、特別に自分たちだけのケーキをオーダーして楽しむことも多いようです。
オーダーケーキがはやり始めたときは上のデコレーションだけ特別仕様なものも多かったのですが、最近は形もオーダーできちゃいます。SNSをみていると、最近はくまの形のケーキが人気のようです。