お弁当やお菓子などの食べ物から雑貨まで、なんでも取り扱っているコンビニエンスストア(以下コンビニ)。商品を購入するだけでなく、ATMや公共料金の支払い、印刷、チケットの発券、宅配便サービスなどでも利用する機会がありますよね。
その便利さから、「毎日コンビニを利用している」という人も少なくないのではないでしょうか。利用頻度が高いのなら、利用する側も店員さんもお互いいい気持ちで過ごしたいもの。
そこで今回、Webメディア「by them」は、コンビニで働く20〜30代女性30名にアンケートを行い、「どんなお客さんに好感をもつか」を伺い、印象に残っているお客さんとのエピソードも聞いてきました。ぜひチェックしてみてくださいね!
どんなお客さんに好感をもちますか?
「それまでイヤホンで何かを聴いていても、会計をするときにはきちんと外してこちらの話を聞いてくれるお客さんはいい人だなと思います。新型コロナウイルスが流行してからは、アクリル板を設置したりマスクをしたり…と、以前より聞き取りづらくなっていると思うので、聞く姿勢を作ってくれる人はありがたいです」(22歳/滋賀県)
「こちらが『レジ袋必要ですか?』と聞く前に、『袋あります』『レジ袋いらないです』と言ってくれる人や、レジ打ちしている最中に決算方法を指示してくれる人。あとは、『ありがとうございました』と言った際に、『ありがとうございます』と返してくれる人。このような人はすごく好感が持てます」(39歳女性/埼玉県)
「レジが終わったあとに『ありがとう!』と元気よく言ってくれるお客さんが一番気持ちよく、好印象です。また、トイレを使用する際に『トイレお借りしても大丈夫ですか』」と店員に確認してくれるかたも、とても丁寧でいいかただなと思います」(30歳/大阪府)
「会計終了時に『ありがとう』と声をかけてくれるかたはとても好印象です。また、レジに並んでいる間に財布を手に持っておいてくれるかたや、支払い方法を伝えてくれるかたはとてもありがたいです」(22歳/埼玉県)
「混み合って忙しい時間帯など、スムーズにできるようにポイントカードやアプリを前もって用意してくれるお客さんはいい人だなと思います。笑顔で接してくれるお客さんを見ると、上品な人だなと思います」(35歳/東京都)
「絶妙にタイミングを合わせてポイントカードやレジ袋の有無、商品の温めの有無を伝えてくれる人は、本当にありがたいです。こちらのタイミングを見てお話ししてくださるかただと、人に対して平等であたたかい人なんだという印象を持ちます」(25歳/東京都)
「すごく丁寧な言葉で対応してくれるかたはとても好印象をもちます。お客様だからといってそっけない態度をするのではなく、『お疲れさまです』『ありがとうございます』といった感謝の言葉を言ってくださるかたは、働いていてとてもいい気持ちになります」(22歳/北海道)
「支払いがスマホ決済やカードなど現金のやり取りがないとスムーズだし、レジの手間が軽減するのでありがたいです。商品を手に取ってやはりいらないと感じたときに、きちんと元の位置に戻してくれる人もきちんとしているなと思います」(30代/滋賀県)
「お釣りを渡す際や商品を渡すときに、その都度『ありがとう』と言ってもらえると嬉しくなります。先日、ポイントカードも優しく置いてくれたり、並んでるレジで後ろの人を気にしてスムーズに会計を進めてくれる人がいたのですが、他人への配慮ができる人なのだなと思いました。私から見たらお父さんぐらいの年齢の普通のおじさんだったんですけど、思わず胸キュンとしました(笑)」(21歳/兵庫県)
「お会計の後に『ありがとう』などの感謝の言葉があると、仕事で疲れていても頑張ろうと思えます。またカゴを丁寧に台に乗せてくれたり寄せてくれるかたは助かるし、気が利くかただなと思います。またカゴのなかに綺麗に商品が入れられてあると、スムーズにスキャンができるので助かります」(32歳/岡山県」
「お会計時に『ありがとうございます』や『おねがいします』を言ってくださるお客さん。ほかにもタバコの銘柄をはっきりわかりやすく注文してくださるお客さんはとてもありがたいです」(32歳/北海道)
ほとんどのかたが「好感がもてる」と回答したのは、意外にも「会計時にありがとうございますと言ってもらえること」「丁寧に接してくれること」「スムーズに会計をしてくれること」でした。
たしかに早朝や帰宅時などはイライラしている人を見かけることもありますよね…。どんなに疲れているときや余裕がないときでも、接客をしてくださっている店員さんに敬意を忘れず利用したいものです。