夜、留学生同士で情報交換
夕食準備のためにシェアハウスのキッチンやリビングにシェアメイトたちが集まってくるので、自然に言葉を交わす機会も増えます。
飛び交う言語は韓国語や英語。国籍が違っても、文化が違っても、韓国が好きで留学している留学生たちは通じ合うものがあります。
お互いの「学校のこと」「あのお店がおいしい」「どこに旅行に行ってきた」などの情報交換で盛り上がり、ついつい長話になってしまいます。
最近は「日本文化も韓国文化も好き」という欧米系の留学生が増えているので、日本文化についても色々聞かれるかもしれません。
「きょうは何食べようかな」「自炊するの面倒くさいな」なんて日は、シェアハウスの友人を誘って韓国料理を食べに行ったり、フードデリバリーサービス(ぺダル)をシェアしてるようですよ。
待ちに待った週末
金曜日の午後から学生街は人が集まり始めます。若者に人気の「弘大(ホンデ)」では、地下鉄駅改札から地上までの出口は人で渋滞するほどです。
至るところで路上パフォーマンスが行われ、それを見物する人、ショッピングに来た人、友人と食事をする人々で街はあふれかえっています。
シェアハウスに住む留学生たちの週末の過ごし方はそれぞれ。友人と出かける人がいれば、「週末くらいは日本語に触れたい!」と部屋でゆっくり日本の動画を見たり、週末に開かれる日韓交流会に参加する人もいます。
韓国国内は交通費が安いので、江陵市への日帰り旅行や済州島へ1、2泊で手軽に旅行する人もいます。週末は各々好きなことをしながら過ごしているようです。
シェアハウスでの留学生の1日や週末はこのように過ぎていきます。
韓国来たばかりのころ、ほとんどの留学生が「友人がおらず孤独で、1日中何をしていいかわからない…」と思うでしょう。
実際、最初の数日間はそんな感じですが、学校が始まると勉強や予定に追われ、友人との付き合いも増え、途端に忙しくなります。半年、1年なんかあっという間に過ぎてしまいますよ!
長いようで短い留学生活。充実して送れるよう、1日1日を大切に過ごしたいですね。
- image by:内田
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