こんにちは。韓国在住歴4年、日本語教師でライターのHAZUKIです。Webメディア「by them」で、韓国の今を切り取り、生の情報をお届けしています。
きょう、道でおもしろいものを見ました。お花屋さんの前に車が停まっていて、その車のトランクに店員さんがせっせとお花を運んでいたんです。
ちらっとなかをのぞいてみると、そこには「私と結婚してくれる?」という文字がありました。
気になってそのお花屋さんのSNSを見てみましたが、ほぼ毎日トランクサプライズを作っていて、韓国ではよくあるシチュエーションなんだなぁと感じました。
韓国ドラマや韓国映画を見ていると、韓国人男性は愛情表現が豊かに見えますよね。今回は、筆者の韓国人夫や知り合いの韓国人男性から見られる愛情表現をご紹介します。
焼き肉を焼いてくれる
先日、少し雰囲気のいい焼肉屋さんで夫とご飯を食べたのですが、そのとき気がついたことがありました。店内のカップルのなかで肉を焼いていたのはすべて男性だったんです。
いままであまり気にしてなかったのですが、そういえば筆者の夫もいつも肉を焼いてくれました。
ほかにも水を入れてくれたり、お箸をセッティングしてくれたり、お代わりを注文してくれたり…知り合いの韓国人に聞いてみたら、「好きな人にはおいしく食べてほしい」「焼き肉は熱いし危ないから自分がする方がいい」と話していました。
会社の飲み会や食事では一番年下の仕事なので、肉を焼くのは男性の仕事!というわけではありません。ちょっとしたことですが、うれしいですよね。
連絡をしたら、すぐに出てくれる
日本では、バイト中や仕事中って電話に出れないですよね。韓国では彼氏や夫に電話をすると、基本すぐ出てくれます。
筆者は韓国人に日本語を教えているのですが、男性の生徒は妻や彼女から電話がかかると、授業中でも「ちょっとすみません」と言って必ず出ます。
筆者の働いている塾は1:1の授業で、授業料が高いんですね。1時間単位の高い授業料を払っていたら、普通授業を優先しそうな感じもしますが、さすが韓国男性。授業よりもそちらを優先します。
大した用事ではないとわかっていても必ず出てあげていて、「相手の女性は本当に愛されているな」とほほえましいです。
一方、女性生徒の場合は「あ、大丈夫です」と言って無視する場合が多いのも、対照的でおもしろいです。
ちなみに、筆者夫婦は電話では日本語で話します。日本語で話していたら、周りの人は仕事の話か、ただの電話かわからないので、少しさぼりたいときや、大したことじゃない用事のときでも夫は気軽にかけてきます。
周りの環境に合わせて話す言葉を変えるのは、国際カップルあるあるかもしれませんね。